MBKデジタルが新しい広告ソリューション『POS Impact Ads』を発表
株式会社MBKデジタルは、顧客生涯価値(LTV)を重視した新しい広告ソリューション『POS Impact Ads』を2025年11月1日より提供開始すると発表しました。このソリューションは、オフライン・オンラインに亘る購買データを活用し、企業と顧客の長期的な関係構築を支援することを目的としています。
1. 新たな広告手法の背景
近年の日本市場においては、購買データを活用したマーケティング施策への関心が高まっています。しかしながら、多くの広告施策が短期間の広告費用対効果(ROAS)や顧客獲得単価(CPA)の改善に終始し、顧客の生涯価値を最大化する施策には至っていないという課題が存在しています。
今回の『POS Impact Ads』の開発は、こうした課題意識から生まれました。本サービスは、株式会社True Dataが提供する年間アクティブ数6,000万人の購買データを基にした広告用購買セグメントデータと連携することで、より精度の高いターゲティングが可能となります。
2. POS Impact Adsの仕組み
『POS Impact Ads』では、全国6,000万人規模のID-POSを活用して、オフラインでの実績に基づくターゲティングセグメントをクライアントのニーズに合わせてカスタマイズします。このデータは、Amazon Ads等の主要広告プラットフォームに配信され、オフラインとオンラインの両方で広告効果を測定できることが特徴です。主な機能は以下の通りです:
- - ターゲティングと効果検証: ID-POSを利用して作成した広告セグメントを外部メディアに配信し、効果を可視化。
- - Amazon Marketing Cloudとの連携: オンライン広告の接触履歴をオフラインの購買データとリンクさせ、LTV向上を目指します。
- - 統合レポートの提供: 接触したユーザーのオフライン購入率を分析し、PDCAサイクルの改善を支援します。
3. 連携の強みと市場での競争優位性
MBKデジタルとTrue Dataは、それぞれの強みを活かすことで、短期的な購入促進に留まらない戦略を展開します。True Dataの膨大な購買データと高精度な分析技術に加え、MBKデジタルのデジタル広告運用実績とAMC(Amazon Marketing Cloud)の分析ノウハウが融合。これにより、顧客との長期的な関係性を築く広告施策が実現します。
4. 今後の展望
MBKデジタルは、今後もデータとAIを駆使したマーケティング戦略の支援を強化していく方針です。『POS Impact Ads』を通じて、より多くの業種に向けたLTVに基づく広告施策の設計支援を拡充し、企業の成長を支援することを目指します。
【会社概要】
- - 社名: 株式会社MBKデジタル
- - 所在地: 東京都千代田区内神田2-3-4 S-GATE大手町北 2階
- - 代表者: 芹澤 新
- - 事業内容: デジタル化支援、マーケティングサービス、AI開発等
- - ウェブサイト: MBKデジタル