政治と世論の本質を探る読書会のお知らせ
少数株ドットコム株式会社(東京都練馬区)は、2025年12月上旬に菅原琢氏の著書『世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか』を題材とした読書会を開催することをお知らせいたします。この読書会は練馬政治研究会および民事8部監視委員会の共催で行われます。
読書会開催の趣旨
政治における「世論」は、政策策定や選挙戦略の重要な基盤となっています。しかし、政治家やメディアが語る「世論」と、有権者の実際の感覚との間には大きなギャップが存在することが多いのが現実です。本書は、2009年の衆議院議員総選挙における自民党の大敗を分析したもので、著者の菅原琢氏がデータに基づいた客観的な視点でその背景を探ります。著者は、世論調査や選挙結果を元に、当時の一般的に受け入れられていた通説である「小泉改革の負の遺産」や「麻生首相の人気低下」を検証し、政治やメディアが世論をどのように「曲解」し、誤った戦略を導くのかを明らかにします。
この読書会では、以下のテーマについて深く考察します:
1.
「世論」と有権者の意識の乖離の要因
2.
データ分析に基づく政治理解の重要性
3.
メディアリテラシー向上のための視点
これらのテーマを通じて、参加者が国家戦略から企業経営、個人の人生にいたるまで、日本の次のモデルを探るための知的対話の場を提供したいと考えています。
開催概要
- - テーマ: 『世論の曲解』から学ぶ「質で勝負する時代」の政治理解と意思決定
- - 主催: 少数株ドットコム株式会社
- - 共催: 練馬区治安研究会、民事8部監視委員会
- - 開催日: 2025年12月上旬(予定)
- - 形式: Zoomオンラインセッション
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 申込方法: [email protected]に「『世論の曲解』読書会参加希望」と明記してお申し込みください。
講師プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)
東京大学経済学部総代として卒業後、コロンビア大学大学院にて金融工学を学び、その後ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学。現在は外国籍のファンドを通じて、国内外の多くの企業に投資しています。アクティビスト投資の先駆者として知られ、数々の企業においてガバナンス改革を推進しています。
山区は、役員報酬の個別開示や、透明性の向上を目的とした提案を行い、特にHOYA株式会社への株主提案で大きな注目を浴びました。彼の提案のいくつかは、重要な機関からの賛成推奨を得ており、その影響力は国内外の機関投資家に広く認知されています。
プライベートでは、秋田犬の愛好家であり、世界中の温泉地を巡る趣味を持っています。自然や文化を尊重し、温泉を通じた国際交流を大事にしています。
会社概要
少数株ドットコム株式会社は金融庁の「責任ある機関投資家のための原則」に基づき、企業価値の向上を目指しています。短期的な利益よりも長期的な社会的利益を優先する企業として、持続可能な発展を追求します。
会社ホームページ
この読書会を通じて、参加者皆様がデータリテラシーを高め、より深い洞察を得る助けとなれば幸いです。