ハイテクインター、子会社吸収合併で事業拡大へ！GPS技術活用で無線通信システム強化

産業用ネットワーク・映像機器の開発・販売を手掛けるハイテクインター株式会社が、2024年7月1日付で100%子会社の株式会社ユニバーサルシステムズを吸収合併すると発表しました。この合併により、ハイテクインターはさらなる事業拡大を目指し、無線通信システムの強化を図ります。

ユニバーサルシステムズは、35年以上の実績を持つGPS応用システムの専門企業です。ハイテクインターは、同社のGPS技術を自社の無線通信システム（プライベートLTE、ローカル5Gなど）と組み合わせることで、より高度なソリューションを提供可能となります。

例えば、GPS信号が届かない屋内環境においても、GPS信号を必要とする無線通信システムを構築することが可能になります。ハイテクインターは、GPS信号の構内延長システムなどの開発を進めていく予定です。

今回の吸収合併により、ハイテクインターは無線通信機器・有線通信機器・映像機器など幅広い製品群をワンストップで提供できる体制を整えます。これまでユニバーサルシステムズと取引のある重工業メーカー、自動車メーカー、自動車サービス会社、建機メーカーなどに対して、より充実したサービスを提供していく方針です。

ハイテクインターは、官公庁、インフラ、防犯、工場などのお客様に対して、産業用無線通信機器・システムを計15万台以上提供してきました。お客様のニーズに寄り添い、最適な製品を提供するために、企画開発に力を入れています。昨年は創立25周年を迎え、ローカル5Gプラットフォーム、60GHz帯の無線ブリッジ、Wi-Fi6アクセスポイント、4K対応ビデオエンコーダ/デコーダなど、最新技術を搭載した製品を次々と開発しています。

ハイテクインターは、日本の技術力と製品力を世界に発信するため、海外展開も積極的に推進しています。今後も、お客様のニーズを満たす革新的な製品とサービスを提供することで、社会の発展に貢献していくことを目指しています。