熊本の歴史を再考する講演会の開催
来年3月8日、熊本で「熊本藩士上田久兵衛と幕末維新」というテーマの講演会が開催されます。上田久兵衛(別名:休)は、幕末の日本で重要な役割を果たした武士ですが、その名前を知る人は少なくなっています。今回は、坂本龍馬の言葉ではなく、上田が語った「いま一度、日本を立て直しもうすべし」に焦点を当て、彼の貴重な視点を掘り下げます。
この講演は、ただの歴史の振り返りではありません。東京大学史料編纂所が所蔵する「上田久兵衛関係文書」の調査結果をもとに、熊本の歴史的な関連資料から新たに浮かび上がった知見を交え、上田の見解を通じて幕末維新の激動を再評価します。混迷した政策決定の中で、彼がどのように義務を果たし、庶民を守ろうとしたのかを知る貴重な機会です。
講演会の詳細
以下に講演会についての詳細を示します。参加はすべて無料で、一般の方々が対象です。オンラインでの視聴も可能ですが、現地ではより多くの情報伝達が期待されています。
- - 日時: 令和7年3月8日(土) 13:00~16:30
- - 場所: 熊本大学文法学部本館A1講義室(熊本市中央区黒髪2丁目39番1号)
オンライン参加者は視聴のみ。
- - 参加対象: 一般の方(興味のある方はどなたでも)
- - 参加費: 無料
- - 申込方法: 下記の申込みフォームからお申し込みください。
参加申し込みフォーム(3月5日締め切り)
公共交通機関を利用することが奨励されています。お車での入構や駐車に関しては別途料金がかかりますので、事前にご確認ください。
上田久兵衛の意義
上田久兵衛は、幕末の政治的混乱の中で、ただの武士ではなく、市民を守るために尽力した立派な存在でした。彼の行動を知り、理解することで、私たちの歴史観がより豊かなものになる可能性があります。今回の講演会は、そんな彼の真実の姿を知る絶好のチャンスです。
ぜひ、この貴重な講演会に参加し、幕末の日本が抱えていた問題を再確認しましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております!