岡山大学の国際連携
2025-10-26 17:20:24

岡山大学とタマサート大学、医療技術での国際連携を強化する意見交換実施

国際交流の新たな形、岡山大学とタマサート大学の意見交換



令和7年10月26日、国立大学法人岡山大学(以下、岡山大学)はタイのタマサート大学医学部を訪問し、双方の学術交流を深めるための意見交換を行いました。この訪問には、岡山大学の内田大輔准教授を中心とした研究チームが参加し、医療機器の研究開発に関する国際連携の可能性を探りました。

タマサート大学の役割



タマサート大学は1934年に設立されたタイの国立大学であり、国際的な研究と教育に注力しています。医学部では特に医療技術の革新に取り組んでおり、この分野における国際的なコラボレーションを強化するため、岡山大学との意見交換が重要視されています。今回の訪問では、タマサート大学の研究・イノベーション担当副学部長であるThipaporn Tharavanij教授をはじめとする教員から、同大学の研究活動や技術革新の取り組みが紹介されました。

岡山大学の取り組み



岡山大学からは、医療機器開発に関する「BIZENプログラム」が紹介され、医療機器を用いた診断支援システムなど、最新の医療技術が提案されました。これにより、参加企業との協力による先端医療技術の実現可能性についても活発な議論が行われました。特に、AIを活用した診断支援システムの導入が強調され、実用化に向けた協力体制の構築への期待が高まりました。

友好の証、記念品交換



意見交換の後には、友好の証として記念品の交換が行われました。両大学のメンバーが一堂に集まり、記念撮影も実施されたことで、相互理解と信頼関係が一層深まる機会となりました。特に岡山大学とタマサート大学は、医療に関する新たな研究の可能性を模索することで、今後の連携が期待されています。

次なるステップ



今回の訪問は、令和6年度「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業」の一環として、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受け、オルバヘルスケアホールディングス株式会社およびタイオルバヘルスケア株式会社の協力が得られました。今後は共同研究や技術協力のテーマを具体化し、学術交流プログラムの拡充、さらには医療機器開発やデジタルヘルス分野でのさらなる連携を進めていく予定です。地域に根ざした研究大学として、岡山大学と岡山大学病院の活動に引き続き注目が集まっています。

このような国際的な連携は、地域社会の発展だけでなく、世界規模での医療技術の進歩にも寄与することでしょう。これからの動向に期待したいところです。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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