伊豆シャボテン動物公園に新エリア「サバンナエリア」が誕生
伊豆シャボテン動物公園は、2025年5月2日(金)に新エリア「サバンナエリア」をオープンします。この新たなエリアは、アフリカの大自然をテーマに設計され、大型草食獣たちが自由に暮らすサバンナを再現しています。これにより、訪れる人々は大自然の中で動物たちとのふれあいを楽しむことができるようになります。
特に注目すべきは、4月22日(火)に仲間入りしたアミメキリンの「ニコ」。福岡市動物園出身のこのオスキリンは、座して観察を行うなど環境への適応を進めています。伊豆シャボテン動物公園でのキリンの飼育はこれが初めてで、キリン観察の新たな楽しみが加わることになるでしょう。
サバンナエリアの特徴
「サバンナエリア」は、ピラミッド型温室の周囲に整備された広場に位置しています。このエリアでは、キリンやダチョウなどの動物が展示されるメインゾーンが設けられています。また、その他のゾーンではウシ科の大型草食動物であるエランドやシタツンガ、さらには希少な家畜であるマンクスロフタンヒツジなども見ることができます。
さらに、エミューやフラミンゴといった鳥類、および小動物たちも勢揃いしており、来園者は多様な動物たちの生態について詳しく学びながら観察することが可能です。今後も、シマウマなど新たな仲間が加わる予定で、動物たちの生活を見守る楽しみが増えていきます。
高さ3mのウッドデッキ
この新エリアの目玉は、高さ約3mのウッドデッキです。こちらからは、サバンナエリア一帯を見渡せるだけでなく、遠くは大室山までの壮大な景色を楽しむことができます。このデッキは、キリンと同じ目線でおやつをあげる体験にも利用され、“観察”と“学び”を兼ねたポイントともなります。
今後の展開
伊豆シャボテン動物公園は今後も、多様な動物たちとの共生に取り組んでいくことを目指しています。来園者が楽しく学べるような体験を提供し、人と動物、そして自然が調和する社会を築くことを目指していく方針です。
訪れる際は、新エリアのオープンに向けて順次情報をアップデートしていくので、ぜひお楽しみに!
※現在「ニコ」はエリア内の出入りの練習を行っているため、長時間外にいない場合があります。その際は温かく見守ってください。また、他の動物たちも体調や天候によってご覧いただけないことがありますので、予めご了承ください。