Back Marketが明らかにする電子機器と環境意識の実態
世界最大級のリファービッシュ電子機器のマーケットプレイス、Back Market Japan株式会社は、4月22日のアースデイに合わせ、全国で1,000名を対象に環境と電子機器に関する意識調査を行いました。この調査の結果を受け、Back Marketはアフリカ最大の電子ゴミ廃棄場であるダンドラでの実態を記録したドキュメンタリー映画『Dandora: A Fast Tech Story』を公開しました。この映画は、電子機器の過剰生産や消費について考えるきっかけを提供しています。
調査結果の概要
調査によると、日常のショッピングで「環境への配慮」を意識しているという人は約37%でした。また、60代以上のシニア層では環境意識が約43%と高い傾向にあります。これは、一般に環境意識は若年層が高いとされている中で、シニア層が家庭での経験から来る価値観を反映した結果とも言えるでしょう。
デバイス購入の際には、約90%の人が「長期間使えるものを選びたい」と回答し、約80%が「サポートや修理体制」を重視していると述べています。価格や機能だけでなく、環境への配慮ももちろん重要ですが、実際には「長く使うこと」が優先される傾向にあることが分かります。
環境意識の理解不足
電子機器の製造が環境へ与える負荷に関する知識を尋ねると、70%が「知らない」と回答しました。このことは、製造過程で使用される大量の原材料や水、CO₂排出に関する情報が十分に周知されていないことを示しています。事実、新品のスマートフォン一台の製造には約267kgの原材料が必要で、89,000リットルの水を消費しています。
新品志向の強さ
次回のスマホ購入に関しては、約90%が新品や最新機種を望んでいることが判明しました。リファービッシュ品は現時点で購入の選択肢として浸透していませんが、リファービッシュ品の特長を知った場合、約44%が購入を検討すると答えました。このギャップは、「リファービッシュ品の性能や品質に対する無理解」や「情報不足」が影響していると考えられます。
ドキュメンタリー映画『Dandora: A Fast Tech Story』
ダンドラ地区は、アフリカ最大の廃棄物処理場を抱える場所であり、毎日850トンものゴミが持ち込まれています。特に電子廃棄物は需要が高く、数千人の人々が危険な環境下で作業しています。スマートフォン一台には、70種類以上の原材料が含まれており、環境や健康に深刻な影響を与えています。ドキュメンタリー映画は、こうした現実を映し出し、観る者に深い考察を促します。
結論
Back Marketの調査と映画は、電子機器と環境との関係について考える上で非常に重要な資料です。私たちは消費者として、よりサステナブルな選択を心がける必要があります。リファービッシュ品が持つ可能性を理解し、それを支えることこそ、環境への配慮を高める一歩となるでしょう。