AIと人で実現する新しい審査流程
概要
株式会社Diverseが新たに提供を開始したSaaS「DaiPro」は、AIと人の協働に基づいた審査ポリシー管理の新手法を提案します。このサービスは、特にユーザーが生成するコンテンツ(UGC)を扱うプラットフォームにおいて、急増する審査のニーズに応えることを目的としています。
3Mの課題
近年、マッチングアプリやSNS、ゲーム、ライブ配信サービスなど、多くのプラットフォームがUGCを扱うようになりましたが、このようなサービスの運営者は、「3M(ムリ・ムダ・ムラ)」という課題に直面しています。
ムリ
利用者からの投稿が増え続ける中で、審査の負荷も増加しています。特に、24時間365日の審査が求められるため、人的リソースには限界があり、運営者は労務管理や人員配置に難しさを感じています。
ムダ
また、明らかに問題のないコンテンツも人間の目で確認する必要があり、そのために本当に重要な判断を行う時間が取れない場合があります。
ムラ
さらに、審査を行う担当者によって判断基準にばらつきが生じるため、ユーザーからの公平性への疑念を招く要因ともなっています。
DaiProによるソリューション
このような課題に対して、「DaiPro」は効果的な解決策を提供します。
プロンプトによる管理
DaiProの優れた点は、審査ポリシーをプロンプトとして管理できるため、カスタマーサポート部門が開発者に依頼することなく、自律的に基準を変更できることです。これにより、迅速な対応が可能になります。
AIと人の協働
DaiProでは、AIを利用した一次スクリーニングと人による高度な判断を融合することで、審査コストを大幅に削減します。安全なコンテンツはAIが瞬時に承認し、問題がある可能性のあるケースのみを人間が審査する「Human-in-the-Loop」方式を採用しています。
課題解決の具体例
このツールによって、「ムリ」「ムダ」「ムラ」のそれぞれの課題がどのように解消されるのか、具体的な実績を見てみましょう。
ムリの解消
AIによる自動処理により、人員リソースの負担を軽減。これにより、より多くのコンテンツを迅速に処理可能になります。
ムダの削減
AIによって明らかに問題ないコンテンツを速やかに処理することで、人間は創造的な判断や付加価値の高い業務に集中できるようになります。
ムラの改善
バージョン管理機能によって、審査ポリシーが明文化され、一貫性のある審査が実現されます。
YYCでの導入実績
株式会社Diverseが運営するマッチングアプリ「YYC」では、DaiProを活用することで以下の結果を達成しました。まず、テキスト系および画像系のコンテンツの約7~8割をAIが審査し、迅速な対応を実現。
また、YYCの機能が増えても新たにカスタマーサポートの人員を増強することなく保持しつつ、審査ポリシーの調整や管理業務も独立して行えるようになっています。さらに、安全性の高い環境でポリシー変更の影響を事前にシミュレーションすることが可能です。
主要機能の特長
「DaiPro」には以下の主要機能があります。
- - プロンプトの編集: 審査ポリシーをプロンプトとして保存や編集が可能。
- - バージョン管理: 各プロンプトの変更履歴や差分を管理し、OpenAIモデルの選択ができます。
- - デプロイ機能: AWS S3にプロンプトを送信し、サービスから参照できます。
結論
株式会社Diverseは、マッチングアプリやライブ配信サービスの運営で得た経験を基に、DaiProを通じて多くのプラットフォーム事業者のコンテンツモデレーションの課題に貢献していくことを目指します。興味がある方はぜひ、DaiProの詳細情報や導入事例をチェックしてみてください。
導入事例記事
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