バイオメタン導入の試み
2026-01-14 16:49:57

鹿追町におけるバイオメタンの都市ガス導入に向けた取り組み

鹿追町で進むバイオメタンプロジェクト



北海道の鹿追町、帯広ガス株式会社、エア・ウォーター株式会社の三者は、地域のバイオガスプラントで生産されるバイオガスを精製し、バイオメタンとして都市ガスに混入する構想を進めています。このイニシアチブは、脱炭素社会の実現に向けた一環として、特に十勝地域の豊富な未利用バイオマス資源を活用した地産地消モデルを構築することを目標にしています。

背景


十勝地域は畜産や酪農が盛んで、家畜のふん尿や食品廃棄物といった未利用資源が豊富に存在します。鹿追町では早くからバイオガス事業に取り組んでおり、エア・ウォーターはバイオガスからメタンを抽出する技術を持ち、ガスエネルギー分野においても豊富な経験を有しています。また、帯広ガスは地域へのエネルギー供給を行っており、脱炭素化への貢献も目指しています。

プロジェクトの進行


この共同検討では、以下の要素が中心となります。

1. バイオガスの発生量の把握: 鹿追町における未利用資源の量を正確に把握します。
2. 技術評価: エア・ウォーターによるバイオガスの精製技術がどの程度適用できるかを評価。
3. 都市ガス導管への混入検証: 帯広ガスが取り組むバイオメタン混入に関する技術的な検証及びガスの品質や安全性の確認。
4. CO₂削減効果の算定: 環境への影響を評価し、CO₂削減に寄与する可能性を評価。
5. 事業性評価: プロジェクトの経済性や設備投資計画を検討します。

三者は2026年度内の利用開始を目指し、計画を進めるとしています。実現可能性が確認された段階で、実証事業や設備の実導入に向けた具体的なステップへの移行を検討する予定です。

代表者の意見


このプロジェクトに参加している鹿追町の町長、喜井知己氏は、「地域のバイオマス資源を生かす取り組みは、地域の脱炭素活動にも貢献できる」と話しています。帯広ガスの内木真紀衣社長は、「バイオメタンを都市ガスに活用することは脱炭素社会実現の重要な一歩です」と述べ、エア・ウォーターの西村浩和氏は、「地域資源を最大限に活用して持続可能なエネルギー供給モデルを構築していきます」と意気込みを語りました。

まとめ


この立ち上がったプロジェクトは、地方資源の活用と再生可能エネルギーの導入を同時に推進する取り組みとして、地域の脱炭素社会実現に向けた重要な進展と言えるでしょう。今後の実証実験や具体的な導入計画に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
エア・ウォーター株式会社
住所
大阪府大阪市中央区南船場2-12-8
電話番号
06-6252-5411

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