NTT東日本がKaggleで金メダルを獲得!
NTT東日本の社員チームが、データサイエンスの世界的な競技プラットフォームKaggleにおいて、見事金メダルを手にしました。この成果は、社員のデジタルスキル向上を目指す同社の取り組みの一環であり、地域課題の解決に向けた技能の強化を示す結果でもあります。
Kaggleコンペティションについて
Kaggleは、データサイエンスと機械学習に特化した国際的なプラットフォームです。ここでは、さまざまな企業や研究機関が提供するデータセットを使用して、データサイエンティストたちがその技能を競い合います。特に、精度の高いAIアルゴリズムを開発し、問題解決に貢献するための場として、多くのデータ専門家に支持されています。
今回のコンペは、皮膚画像を分析し、皮膚がんの症状を判断するアルゴリズムを作成することが求められるものでした。国際的な医療支援グループであるInternational Skin Imaging Collaboration主催のもと、2024年6月27日から9月7日までの期間で行われました。この取り組みによって、特に医療が難しい地域における早期発見の手助けとなることが期待されています。
社員たちのコメント
チームを代表して青柳社員は、「5回目の挑戦で、3名が揃って金メダルを獲得できてとても嬉しい。データサイエンティストとして、個々のスキルと議論の質が向上していると感じる」と話します。彼女は、あくまで挑戦が初期の頃とは異なり、着実に実力が育まれていることに自信を持ています。今後もさらなる飛躍を目指していくとのことです。
また、小林社員も「この名誉ある金メダルを獲得できたことは非常に光栄です。Kaggleは、自らの成長を促す場であり、世界のトップデータサイエンティストと競える機会を得られたことが嬉しい」と語っています。彼は今後、得た知識を地域課題の解決に活かす意気込みを示しています。
森田社員は、「終盤までの議論は厳しかったが、金メダルを獲得できたことは大きな達成感を感じる。Kaggleで得た知見は、私たちの業務に役立ち、これからも社内にこの優れた環境を広めたい」と述べました。彼は、さらなる上の目標としてKaggle Grandmasterを目指し、研鑽を続けていく決意を新たにしています。
NTT東日本の取り組み
NTT東日本は、「地域循環型社会の共創」という理念に基づいて、地域密着型の問題解決に取り組んでいます。その実現には、社員一人一人のデジタルスキルの向上が欠かせません。同社では、Kaggleコンペティションへの参画を強力に推奨しており、データサイエンティストの育成を積極的に進めています。これにより、地域の持続可能な開発を推進し、新たな価値創造への道を拓いていくことを目指しています。
今後もNTT東日本のデータサイエンス分野での取り組みが、地域及び社会全体にどのような影響を与えるのか注目が集まります。
お問い合わせ先
NTT東日本ビジネス開発本部CXビジネス部データビジネス共創担当への問い合わせは、以下のメールアドレスへ。
Mail:
[email protected]
この成功を機に、NTT東日本はさらなる技術革新と人材育成を図り、地域に貢献していくことでしょう。