Redwood Missionの挑戦
2025-08-18 09:45:22

駐日大使から感謝状を受けたRedwood Missionの取り組み

駐日大使からの感謝状



最近、NPO法人Redwood Missionがアフリカ・マラウイ共和国の妊産婦死亡率削減を目的とした「マラウイプロジェクト」で、驚くべき出来事がありました。長崎県諫早市に本拠を置くこの団体は、特に妊産婦検診を支援するエコー検査システムの導入を推進しています。

このプロジェクトの成功に向けたクラウドファンディングが功を奏し、マラウイの駐日大使から感謝状を授与されました。このような感謝状が日本国内のNPO法人に向けて発行されることは非常に稀であり、Redwood Missionにとって大きな名誉といえます。

マラウイプロジェクトの内容



マラウイプロジェクトとは、妊産婦の健康を守るために、携帯電話を利用したエコー検査システムを導入し、現地の医療体制を強化する試みです。この取り組みは2013年より始まり、現在までにアフリカ各国での医療活動が展開されています。特に、マラウイ保健省からも活動が承認されたという事実は、プロジェクトの意義を裏付けるものでしょう。

具体的には、2025年から約2カ月間、クラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE」を利用し、総額4,338,100円、174人の支援者からの資金を集めました。この成功を受けて、最終的には4,500,100円が集まり、220名の支援者によって支えられました。これらの資金は、プロジェクトの実施に必要な医療機器の購入や、エコー検査のトレーニングなどに使われます。

NPO法人Redwood Missionの実績



Redwood Missionは、アフリカやアジア各国で延べ15カ国、28回の健康診断を実施してきました。この活動を通じて、多くのボランティアとのネットワークを構築し、日本語、英語、韓国語での情報交換を行っています。また、ブルーリ潰瘍の診療所建設にも寄与し、コートジボワールでの診療所の建設資金を寄付しました。

現在のマラウイにおける妊産婦死亡率は349人/10万人であり、日本の70倍という非常に厳しい現状です。このプロジェクトでは、妊産婦死亡率を10%下げることを目指しています。当地の医療機関からの理解と協力を得ており、さらなる感染症対策や医療の向上に向けた取り組みが期待されています。

信吉正治理事長の経歴



Redwood Missionの理事長、信吉正治氏は、広島大学の医学部出身で、医学生時代には広仁会奨励賞を受賞した実力者です。アメリカでの研究を経て、クリスチャンとしてアフリカの医療活動に従事することを決意しました。長崎大学熱帯医学研究所で熱帯医学や地域医療を学びつつ、2013年からアフリカでの活動をスタートさせた経歴を持っています。

彼のリーダーシップのもと、Redwood Missionは今後もマラウイやその他の地域での医療の向上に向けた活動を続けていくことでしょう。駐日大使からの感謝状は、その努力が国際的にも評価されている証拠です。


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