Sky-Watcher新作「フュージョン 120iシリーズ」の魅力
2025年8月28日、株式会社サイトロンジャパンから、天体観測愛好者待望の新製品「フュージョン 120iシリーズ」が発売される。この製品は、天体の自動導入及び自動追尾機能を備えたマウントと三脚のセット「フュージョン 120i」と、その上位モデルとなる「フュージョン 120i – MAK150」がラインナップされている。特にこのシリーズは、初心者から上級者まで利用できるように設計されており、様々なニーズに応えている。
特徴と機能
「フュージョン120i」は、天体を自動で導入し追尾する機能を持つため、観測者は難しい操作を気にせず、瞬時に美しい天体の姿を楽しむことができる。特に注目すべきは、内蔵されているWi-Fiモジュールだ。この機能により、スマートフォンやタブレット端末にインストールした専用アプリを使って、ワイヤレスで機器を操作することが可能だ。
この望遠鏡には、充電式のリチウムバッテリーが組み込まれており、簡単に電源を入れた瞬間から観測を開始することができるのも魅力である。時間や場所を選ばず、ひたすら天体観測を楽しめる環境を提供している。
優れた性能
「フュージョン120i」は、最大搭載重量約12kgを誇り、安定した性能を実現している。その本体質量は約14.5kgで、マウント部が約8.5kg、ステンレス製の三脚が約6kgである。これにより、様々な鏡筒を取り付け易く設定されているのもポイントだ。
また、付属のSynScanハンドコントローラーを使えば、天体の自動導入から追尾までを簡単に操作できるため、これから天体観測を始めたいという人や、観測技術に自信がないユーザーでも安心だ。さらに、各軸に180枚のウォームギア歯数を備えており、スムーズで精確な追従性が求められる場面でも会心の観測ができる。
SKYMAX150とフュージョン 120i – MAK150
このシリーズには、口径150mmのマクストフカセグレン鏡筒「SKYMAX150」を搭載したモデル「フュージョン 120i – MAK150」も用意されている。長い焦点距離とコンパクトな設計が特徴のこの鏡筒は、特に月や惑星、球状星団の高倍率観察に秀でている。
「SKYMAX150」は、収差を補正するためのメニスカスレンズを用いており、見る者に非常にシャープな像を提供する。天体撮影や高解像度の観察が可能で、望遠鏡を求める天体ファンには嬉しい仕様となっている。
価格と販売
「フュージョン 120i」は173,250円(税込)、「フュージョン 120i – MAK150」は299,750円(税込)で、2025年8月28日に発売される。どちらの製品も、天体望遠鏡専門店およびサイトロンジャパン直営店で購入可能だ。
この新製品は、Webサイトでの詳細な商品ページも用意されており、今から購入を考えている視聴者の方々は、要チェックだ。天体観測の新たなスタートを切るために、「フュージョン 120iシリーズ」で素晴らしい体験ができることを期待している。
企業情報
Sky-Watcherは、高品質でコストパフォーマンスに優れた望遠鏡を提供しており、世界中の多くの天文愛好家に支持されているブランドだ。その背後には、株式会社サイトロンジャパンが1961年から営んできた専門性がある。天体望遠鏡やフィルターなどの光学機器を扱うことで、多くのユーザーに魅力的な製品を届け続けている。