ゲゲゲ浮世絵「暁の友」再販のニュース
国民的人気を誇るアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマにした浮世絵シリーズが、再び注目を集めています。昨年その販売時には多くの反響を呼んだ「ゲゲゲ浮世絵」作品の中から、特に人気の高かった「暁の友」が再販されることが決まりました。この作品は、9月29日から10月13日まで期間限定で販売されます。
背景と特徴
本作を手掛けるのは、さまざまな浮世絵作品を手がける株式会社版三。代表取締役の坂井英治氏は、アニメやマンガの影響を受けた現代のアートに、伝統的な浮世絵の技法を融合させるユニークな試みを行っています。「暁の友」は映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のテーマをもとに描かれた作品で、鬼太郎の父と水木の友情が描かれています。この作品は、互いに顔を逸らしながらも心が繋がっているという微妙な距離感を見事に表現しています。
作品の魅力
「暁の友」では、鬼太郎の父の姿が歌川豊国の「月」を持ちモチーフにデザインされています。また、昭和31年の映画の雰囲気を意識してセピア調で仕上げられており、月には骸骨が描かれ、不穏さと物語性を演出しています。浮世絵特有の技法により、蝙蝠や雲、さらに薄っすら映る髑髏などが見事に描かれ、作品全体に不思議な恐怖感と印象的な美しさが際立っています。この試みは、ただのアートに留まらず、視覚的なストーリーテリングとしても優れています。
価格と購入方法
「暁の友」の販売価格は30,000円(税別)で、上記の販売期間中に受注生産形式で注文を受け付けます。全ての作品にはシリアルナンバーが付属され、特別感が演出されています。また、第七版として100部が制作され、その後は第八版、第九版として100部ずつが販売される予定です。すべての受注生産品には、額装された形でお届けされます。
作品の詳細
- - 商品名:ゲゲゲ浮世絵 暁の友
- - サイズ:絵は縦29.2㎝×横20.4㎝、額は縦41.0㎝×横32.2㎝
- - 使用素材:額装部分は木材、樹脂、アクリル、絵は純手漉和紙(越前和紙製)使用
- - 技法:ジークレー版画
版三絵師・江幡喜之について
作品のデザインを担当する版三絵師、江幡喜之氏は、近年、鉄腕アトムのNFTアートコラボや企業用浮世絵アイコンなど、幅広く活躍し、浮世絵の伝統を現代に融合させた作品を提供しています。
この貴重な機会に、是非「ゲゲゲ浮世絵 暁の友」の独自の世界観と魅力を体感してみてください。オンラインショップでの詳細は
こちらからご確認できます。