人工知能搭載タブレット教材「Qubena」が新プログラムを展開
教育技術が進化する中、人工知能を活用したタブレット教材「Qubena」が注目を集めています。この教材は、特に小学校高学年向けに算数の教育プログラムを新たに提供開始しました。Qubenaは、各生徒がタブレットに入力する情報を集め、分析することで、個々の理解度や得意・不得意を把握し、最適な問題を提供するシステムを持っています。
Qubenaの特長
この人工知能型教材の最大の特長は、生徒が解答した内容、解答の過程、スピード、集中度などのデータを収集し、個々のニーズに応じた学習体験を提供する点です。その結果、従来の一斉指導では難しかった個別対応が可能になり、生徒は各自の学習状況に合った問題に取り組むことができます。これにより、生徒がつまづいた部分を遡って復習することが容易になり、理解を深める手助けをしています。
現在、Qubenaは主に算数に特化してサービスを提供しており、全国の学習塾や「Qubena Academy」においても多くの利用が進んでいます。
効果的な学習成果
Qubena Academyに通う生徒は、中学3年間分の数学カリキュラムを平均わずか9ヶ月で修了するなど、本教材を利用した学びの成果が証明されています。また、全生徒は各学年ごとのカリキュラム終了時に数検の受験が必修であり、中学1年生で3級(中学3年生修了相当)合格を果たす生徒もいます。
Qubena開発の背景
教育現場での問題に着目したCOMPASSは、高校生の約7割、中学生の約5割、小学生の約3割が授業内容を十分に理解できていないという現実を改善するために資料を作成しました。特に算数・数学の分野では、基礎を固めるための積み重ね学習が重要とされていますが、従来の一対一の指導は高コストで困難でした。Qubenaを開発することで、低コストでの個別指導が実現しました。
未来に向けて
COMPASSは、今後小学校低学年や高校生向けのカリキュラムも開発中です。どの世代の子供たちにも効率的に学習できる環境を提供することを目指しています。“未来の君に会いにいく”というスローガンのもと、教育の現場に寄り添い、革新を続けるCOMPASSの取り組みは、今後も多くの生徒に新しい学びの形を提供し続けることでしょう。
会社概要
- - 会社名: 株式会社COMPASS
- - 代表: 神野 元基
- - 所在地: 東京都世田谷区太子堂2丁目15-1
- - 電話番号: 03-6805-5829
- - ウェブサイト: COMPASS
「Qubena」は株式会社COMPASSの登録商標であり、記載された手法や成果は各研究に基づくものです。今後の進展に期待がかかります。