豊後水道育ちの養殖クロマグロ「ヨコヅーナ」全国デビュー！

大分県津久見市沖の豊後水道で育まれた養殖クロマグロ「豊後まぐろヨコヅーナ」が、ついに全国デビューの運びとなりました。この画期的なマグロは、9月7日に大分市内でお披露目され、地元の飲食店を皮切りに全国にその美味しさを広めていく予定です。

「豊後まぐろヨコヅーナ」とは、世界初の技術で開発された養殖クロマグロであり、特別に調整された配合飼料で育てられています。これにより、環境に優しく安定した品質のマグロが養殖可能となり、一般的には冬場の水温が低い地域での養殖においても、極めて高い味わいを保つことができるのです。

マグロ養殖においては、他の多くの地域では生餌が使用されることが一般的ですが、兵殖は稚魚の段階から成長し出荷されるまで生餌を一切使わない手法を取っています。この方法は、マグロの味わいを一貫して高めるもので、和食や寿司業界においても驚きの新たな選択肢となることでしょう。

「豊後まぐろヨコヅーナ」と命名された理由は、クロマグロが「マグロ界の横綱」と称されるからです。津久見沖の豊後水道で育つこのマグロは、赤身が締まり、脂の乗りが上品で、品質も最高級となるように仕上げられています。

また、富饒な海域で育まれる「ヨコヅーナ」は、1本ずつ丁寧に釣り上げられ、即座に締め処理が施されます。さらに、マイナス3度のシャーベット氷で冷却され、新鮮な状態で各飲食店に届けられるため、極上の品質を保ったままお客様に提供されます。

豊後まぐろの最大の魅力は、まさにその味わいにあります。良質なエサで育てられたマグロは、一般的なマグロとは一線を画すクリーミーな脂と、引き締まった赤身の理想的なバランスを誇ります。

「ヨコヅナ」は、定期的な健康診断や体重測定を通じて、魚の成長状態を把握し、最適な栄養を与えながら育成されています。その結果、年間を通じて“旬”の味わいを楽しむことができ、さらに栄養価が高いという点でも核となる特徴があります。特に、抗酸化作用を持つビタミンEが豊富で、DHAやEPAも多く含まれ、健康にも寄与するマグロです。

全国の皆さんにも愛される「豊後まぐろヨコヅーナ」。これから各地の飲食店でその味が楽しめるようになります。大分・津久見の美味しさを、是非ご堪能ください。株式会社兵殖は、今後も持続可能で美味しい海の恵みを提供し続けることを目指しています。