障がい者支援の新たな学び「サポーターズカレッジ」
障がい者支援の現場で求められる知識やスキルの向上を目指す「サポーターズカレッジ(通称サポカレ)」は、専門的なオンライン研修を提供しています。このたび、精神障がいを持つ方の支援向けに新たなコンテンツ「精神障がい支援における連携先」をリリースしました。
新コンテンツの概要
この新しい研修コンテンツは、精神障がいを持つ人々の支援に関する多様な職種間の連携がいかに重要であるかを強調しています。医療、福祉、行政の各分野が手を取り合うことで、より良い支援が実現できることを目的としています。特に、相談支援、デイケア、訪問看護に焦点を当て、それぞれの役割や具体的な支援方法、連携の工夫について学びます。
動向を踏まえた支援の重要性
精神障がいの方を支えるうえでは、基幹相談支援センターや保健所、訪問診療といった連携先との協力が不可欠です。これらの機関との連携を通じて、地域包括ケアや在宅支援といった近年の動向も考慮しながら、包括的かつ持続的な支援の在り方について考えを深めます。
具体的な講座内容
第1回「精神障がい者の相談先について」
このセクションでは、基幹相談支援センターや発達障害者支援センター、保健所の役割を詳しく解説します。また、医療機関や行政機関との連携の重要性を理解し、適切な支援方法を考えます。
第2回「デイケアにおける実践・連携について」
精神科デイケアの概要や支援内容、役割について学ぶことができます。デイケアが果たす機能や利用目的、プログラム例などを紹介しながら、その意義を理解することができます。
第3回「訪問看護の役割、連携について」
訪問看護の目的や具体的な支援内容について学ぶセクションです。精神科訪問看護がどのように利用者を支えるのか、そのための連携のあり方について理解を深めます。
制作担当者のコメント
今回のコンテンツは、利用者支援の質を向上させるために非常に重要な内容となっています。日常の業務に役立つ知識を得ることで、連携先とのやりとりがより円滑になり、全体的なサービス向上に寄与することでしょう。医療、福祉の分野に関わる方はぜひ視聴していただきたいです。
サポーターズカレッジの特徴
「サポーターズカレッジ」は、すべての職員を対象にしたオンライン教育プログラムで、毎週更新される約15分間の「Web講義」とネット会議を用いた「Liveゼミ」によって構成されます。教育機会は施設単位で無制限に提供され、すべての職員が自身のペースで学び続けられます。
利用方法
年間受講料165,000円(税込)で、何人でも受講可能です。スマートフォンやタブレットからでもアクセスができ、場所を問わずに学ぶことが可能です。加えて、5つの事業所まで追加料金は不要で提供されています。
NPO人材開発機構について
このNPO法人は、障がい者支援施設で働く職員が貴重なスキルと知識を得られる機会を創出することに力を入れています。社会的なステイタスの向上や障がい者雇用への取り組みも支援しています。
詳しくは、
サポーターズカレッジ公式サイトをチェックしてください。