GOOD AIDが静岡キャピタルから資金調達し新たな医療への挑戦開始

GOOD AIDが実現する新たな医療の展開

GOOD AID株式会社は、シリーズAラウンドにおいてあいぎん未来創造ファンド（GP：静岡キャピタル）から5,000万円の資金を調達しました。この資金調達は7月10日に完了し、地域医療の新たな選択肢を提供するための重要なステップとなります。

資金調達の目的と背景

静岡キャピタルが運営するあいぎん未来創造ファンドは、地域の創業や新事業の支援を目的に設立され、特に医療分野の活性化に貢献しています。GOOD AIDは、この資金を活用して「with/afterコロナ」の時代にマッチした新たな薬局の店舗展開を目指します。具体的には、従来の薬局機能に加え、零売（処方箋なしでの薬の販売）を実施し、よりスムーズな医療サービスを提供する計画です。

GOOD AID株式会社とは

名古屋市に拠点を置くGOOD AIDは、「新しい医療の選択肢」をテーマに、調剤薬局や零売薬局、訪問看護、さらには医薬品のEC事業を展開しています。特に新型コロナウイルスの影響を受けた医療サービスの需要に応える形で、訪問看護やオンラインでの医薬品販売に注力し、患者のニーズに寄り添った取り組みを行っています。

COVID-19の影響と新たな医療のニーズ

この数年間、COVID-19によって多くの人々の生活様式が変わり、医療サービスの需要も変化しました。特に、医療機関へのアクセスが難しい地域や、通院が困難な患者に対する支援が求められています。GOOD AIDでは、これに応える形で訪問看護のサービスを開始し、医療の「手の届く」環境を整備してきました。

未来への展望

GOOD AIDは、この資金調達を契機にさらなる事業拡大を図ります。特に、零売といった新しい販売モデルを導入することで、患者が必要な医薬品をより簡単に入手できるようにするほか、地域の医療サービス向上に貢献することを目指しています。今後は店舗の増設とともに、地域社会との連携を強化し、より多くの人々が満足できる医療を提供していく計画です。