学生が挑戦！AIで魅力を引き出す未来の駅とまちづくり

学生たちの挑戦！ AIが切り開く未来の駅とまちづくり

未来に向かって、新函館北斗駅の近隣地域で若者たちがAI技術を駆使したインターンシッププログラムに挑戦します。デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 (DIT) と株式会社AIハヤブサの協力のもとで、2025年9月1日から12日までの間、道南地区のさまざまな施設で特別なプログラムが実施される予定です。

このインターンシップには、公立はこだて未来大学と北海道情報大学から集まった学生9名が参加します。彼らのミッションは、AI画像解析を利用して駅周辺の人の動きを分析し、商業施設の業務を自動化するツールを開発することです。プログラムの最終日には、北斗市観光交流センター別館「ほっくる」で成果発表会が行われ、その内容は取材の対象ともなります。

挑戦の背景

昨年度のインターンシップでは、地域のトマト農家と連携して行った実証実験が話題となりました。学生たちは、AI画像解析を用いて農業現場での効率化に貢献する技術を学びました。今年は「新函館北斗駅」を舞台にした新たな挑戦に臨みます。この駅は道南地域の重要な交通拠点であり、地域の活性化に大いに役立つ場所です。

選ばれた理由は、実践的な学びを通じて学生たちが成長する機会を創出するとともに、地域の課題解決に向けた理解を深めることにあります。参加する学生たちは、実際の業務を通して多くの知識と経験を得ることができ、地域への愛着を育むことが期待されています。

プログラムの詳細

このインターンシップは2025年9月1日から12日までの期間にわたり、各日10:00から16:00まで開催されます。DIT北斗AIサテライトや新函館北斗駅、さらにはAIハヤブサの施設で実施され、学生はリアルなプロジェクトに取り組むことになります。

特定のスケジュールは以下の通りです：

- 9月1日：DIT北斗AIサテライト、新函館北斗駅
- 9月2日～9月4日：AIハヤブサ
- 9月5日、9月8日～9月11日：DIT北斗AIサテライト
- 9月12日： North City観光交流センター別館「ほっくる」で成果発表会

成果発表会

成果発表会は2025年9月12日(金)の10:30から11:30に開催されます。メディアの取材も可能で、学生たちの発表を通じてAI技術の実際の活用事例や、商業施設での業務効率化に向けた新たな提案が紹介されます。特に、画像解析を用いた人流分析や、業務自動化のシステム開発についての発表に重点が置かれます。

AIハヤブサとの連携

AIハヤブサは、AI技術を生かした各種ソフトウェアの開発を行っている会社で、特に画像認識において高い威力を発揮しています。学生たちはこの会社で技術開発の最前線を体験し、実際にどのようにAI技術が適用されているのかを学ぶことができます。これにより、課題の発見力や発想力に加え、チームでの協力力を高めることも狙いとしています。

地域との連携

DITとAIハヤブサは、地域の活性化とDX（デジタルトランスフォーメーション）推進に向けて積極的に連携を深めています。2024年2月に締結された北斗市との連携協定に基づき、地域の課題に対する解決策を探る取り組みが進行中です。北斗市内での実証実験の様子を通じて、学生たちはAI技術の社会的な意義を学び、今後のキャリアにもつながる経験を実践的に積んでいきます。