TBWA HAKUHODOの『No Smiles』が2025 Clio Awardsで銀・銅を受賞

TBWA HAKUHODOが企画したキャンペーン『No Smiles』が、2025年のClio Awardsで銀賞と銅賞を受賞しました。この受賞は、日本企業としては唯一のものとなり、特に注目を集めています。Clio Awardsは、1959年に創設された世界的な広告賞であり、Cannes LionsやThe One Showと並ぶ、広告業界における重要なイベントです。毎年、世界中から数千点のエントリーがあり、その中から選ばれる受賞作は非常に権威のあるものとされています。

『No Smiles』は、日本マクドナルドの「スマイル0円」というブランド資産に新たな視点を持ち込むキャンペーンで、特にZ世代の働く人々に共感を得る内容となっていました。このキャンペーンは、自分らしさを大切にしながら働きたいと願うZ世代に向けたメッセージであり、就業観の転換とも言える要素を盛り込んでいます。このようなアプローチにより、ブランドの認知度と顧客のエンゲージメントを同時に向上させることに成功しました。

さらに、このキャンペーンは音楽をテーマにした別のイベントであるClio Music Awardsでも高く評価され、グランプリと金賞を獲得しています。これにより、グローバルなマーケティングの中で『No Smiles』の影響力がさらに広がっています。加えて、Cannes Lions 2024、New York Festivals 2024、LIA 2024、Spikes Asia 2025など、数々の国際的な広告賞でも高い評価を受けており、近年の日本発のキャンペーンとしても特に注目されています。

TBWA HAKUHODOは、2006年に博報堂とTBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立され、そのフィロソフィーである「生活者発想」や「パートナー主義」を基に、独自の「DISRUPTION®︎」メソッドでクライアントのニーズに応えています。マーケティングの枠を超えた視点で、事業やブランドを進化させるためのアイデアを生み出し続けているのです。

受賞内容は以下の通りです。

- 受賞作品：No Smiles
- 広告主：日本マクドナルド株式会社

- Silver - Social Media部門 Specific Target Audience
- Bronze - Audio部門 Specific Target Audience

この受賞は、TBWA HAKUHODOの今後の展開にも大きな影響を与えることが期待されており、広告業界に新しい風を吹き込むきっかけとなるでしょう。ブランドの価値を再認識させることができる、革新的なキャンペーンの数々に今後も注目です。

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