オーダーメイドラッピングサービス「つつみ屋工房」が新たな一歩を踏み出す
埼玉県入間郡三芳町に本社を置く株式会社マルニ・ロジコムが展開する「つつみ屋工房」は、オーダーメイドのラッピングサービスを提供してきた歴史あるブランドです。このたび、同社は新たに研修事業「つつむとむすぶデザイン研究所」を始動することを発表しました。
研修事業の背景
「つつみ屋工房」は、600年以上の歴史をもつ日本の礼法である折形への理解を基盤とした高品質なラッピングサービスを展開してきました。その経験を活かし、ラッピングに関する技術や美意識を広める目的で研修事業を開始することとなりました。この取り組みは、日本の伝統的な文化を次世代に伝えていく重要な一歩として位置付けられています。
具体的な研修プログラム
研修事業は主に三つのプログラムで構成されています。まずひとつは、「ギフトラッピングマイスターの育成」です。このプログラムでは、実務経験豊富な講師が、創造性豊かなラッピング技術を指導します。
二つ目は、「ギフトラッピングスペシャリストの育成」です。こちらでは、包装サービスを提供しながら、お客さまとの対話を重視した内容となっています。
そして最後に、「ビギナーの育成・普及」です。このプログラムでは、包装未経験者向けに、基本的な包装技術を習得できる内容が用意されています。
ギフトラッピングスペシャリスト講座の詳細
新たにスタートする「つつみ屋工房 ギフトラッピングスペシャリスト講座(初級)」は、座学を通じて日本の礼法における包装の基本を学び、その後で実技を通じて実際にラッピングを行う内容です。
初日:9月19日(木)・10月17日(木) 10時~16時20分
二日目:9月20日(金)・10月18日(金) 10時~16時
日本橋小津和紙・小津文化教室
ビギナー及びラッピングマイスターを目指す方
55,000円(税込)
この講座を通じて参加者は、包装の歴史や技術を学び、最終的には自由作品の制作や修了証の授与が行われます。定員は5名に設定されており、実践的なスキルを身につけるには最適な機会となるでしょう。
つつみ屋工房の魅力
「つつみ屋工房」は2018年9月に日本橋高島屋S.C.にてオープンし、個人や企業、海外のお客さまに向けたオーダーメイドのラッピングを提供しています。顧客一人ひとりの要望に応え、国内外の上質な包装資材を使って、思いやりのあるラッピングを実施。
贈り手と受け手の心をつなぐ「きもち」を大切にしたラッピングは、多くの方に支持されています。新しい研修事業を通じて、より多くの方にこのラッピング文化を体感していただけることを期待しています。
まとめ
オーダーメイドラッピングサービス「つつみ屋工房」の新しい研修事業が始まることにより、これからのギフトラッピングの技術者が育成され、さらには日本の伝統文化が広がっていくことが期待されます。興味がある方は、ぜひお申込みください!