2024年度大学受験生が選ぶ注目の業界は医療・福祉と判明
スタディプラス株式会社が発表した「受験トレンド白書2025 “ホンネ編”」によれば、2024年度の大学受験を迎えた1,363人の学生を対象に行った調査で、受験生の興味を最も引く業界は医療・福祉であることが明らかになりました。この調査は、受験生のトレンドや実際の声を知る貴重な機会として注目されています。
調査概要
今回の調査は、2024年12月14日から2025年2月18日までの期間、学習管理アプリ「Studyplus」を利用する受験生1,363名を対象に実施されました。回答者は、大学合格を報告したユーザーから選ばれ、オンラインで意見を募集しました。
受験生のリアルな声
調査結果によると、初めに興味が示されたのは「医療・福祉」の業界で232票(17.0%)を獲得しました。これは、高校生が大学生になった時に就職先としての具体的なビジョンを持っていることを示唆しています。
さらに「まだわからない」という回答も多く、190票(13.9%)、次いで「教育」が155票(11.4%)と続きました。
大学生になったら一人暮らし?
受験生の未来に関する質問では、大学生になった際の生活についても調査が行われました。「実家から通う」と答えた学生が741票(54.4%)で最も多く、逆に一人暮らしを選ぶ学生は450票(33.0%)でした。この結果から、金銭的な経済状況や家庭の事情が大学生生活に影響を与えていることが伺えます。
大学生になってやりたいこと
また、大学生になると一番初めにやりたいこととして「友達づくり」が最も多く、778票(57.1%)を獲得しました。次に「アルバイト」と続き、「髪を染める」という声も多く、190票(13.9%)で3位に入っています。この結果は、自由な大学生活に対する期待感が表れています。
先輩から後輩への励まし
調査では、受験を終えた先輩から後輩へのアドバイスも集められました。多くの学生が「努力は必ず実を結ぶ」といったメッセージを送り、具体的な勉強方法や精神面のサポートとなる言葉が多数寄せられました。このような先輩たちからの励ましは、現在受験勉強に励む高校生に勇気を与えていることでしょう。
結論
この調査は、ただの受験トレンドにとどまらず、受験生の心の内や未来に対する夢を知る良い機会となりました。医療・福祉業界への関心が高いことで、今後の教育や就職活動においても注目すべきトレンドを提供しています。受験生にとって、未来への想いを深める一助となる本調査の結果は、今後の進路選択に大きく寄与することでしょう。
学習管理アプリ「Studyplus」は、学生たちが日々の学習を記録・可視化し、相互に励まし合うことで、モチベーションを向上させるサポートを行っています。その利用者は900万人以上で、特に大学受験生にとって欠かせないツールとなっています。
公式サイト: Studyplus