株式会社Metagramが描く未来：図解を通じた世界共通言語の実現へ向けて

図解が世界の共通言語に！株式会社Metagramの挑戦

2024年、株式会社Metagram（東京都渋谷区）は「図解が世界の共通言語になる日」を夢見て、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。「April Dream」プロジェクトに賛同し、そのビジョンを広めることで、図解の力を世の中に浸透させようとしています。

Metagramのビジョン

Metagramのミッションは、日本を図解先進国にすることです。そのために、複雑な情報を視覚的に整理し、相手に伝えやすくします。図解を用いることで、ビジネスや教育、さらには国際的な場面でも意思疎通が円滑に進むと考えています。もし図解が一般的に使用される社会が実現すれば、誤解や対立が劇的に減少することでしょう。

国際教育支援：カンボジアにおける図解教育

2024年3月、Metagramはカンボジアで小中学生向けの図解教育プログラムを実施しました。この取り組みは、プノンペン市の教育・青年・スポーツ省から支援を受けており、国際的な図解教育の可能性を探る一つのステップです。若い世代に図解の重要性を教えることで、彼らの思考力や表現力を引き出すことを目指しています。

どうぶつずかい：動物園での新たな試み

2025年2月、株式会社Metagramは宇都宮動物園と共同で「どうぶつずかい」という展示を制作しました。動物の生態を図解で紹介し、訪れる子どもたちの好奇心を刺激する新しい教育手法として注目を集めています。この展示は、動物に対する理解を深めるだけでなく、楽しく学ぶ体験を提供します。

ダイアグラム思考研修プログラムの拡充

2025年1月には、企業向けに適用される「ダイアグラム思考研修プログラム」が1万人以上の参加を達成しました。この研修は、特にビジネスシーンでのコミュニケーションの質を高めるためのもので、「抽象的な指示が通じない」「資料が長文ばかりで理解できない」といった悩みを持つリーダー層に評価されています。多くの企業がこの研修を導入することで、図解の技術をビジネススキルとして取り入れてきました。

高校生向けのキャリアパス講話

2025年3月には、栃木県立宇都宮工業高等学校での講話も実施しました。Metagramの代表取締役、髙野雄一氏は同校の卒業生であり、生徒たちにキャリアパスを図解で示す取り組みを行いました。この講話に参加した約320名の生徒の94.8%が「人生を変えるきっかけになった」と回答するなど、高い評価を得ました。