イケアの平等推進
2025-03-06 11:35:09

国際女性デーに考える家と職場での平等についてのイケアの取り組み

イケアが提唱する平等な社会の実現に向けた取り組み



スウェーデン発のホームファニッシングカンパニー、イケア・ジャパンは、国際女性デーにあたる3月8日を迎え、女性の権利と社会参加の重要性を再考する取り組みを行っています。日本法人であるイケア・ジャパンは、家における平等と睡眠に関するジェンダーギャップの改善に向けた啓発を全国規模で推進しており、これを社会全体に伝えることを意図しています。

イケアが掲げるビジョン、「より快適な毎日を、より多くの方々に」に基づき、家庭、職場、そして広い社会においてインクルーシブな環境づくりを目指しています。特に、日本女性の就業者数は2024年には2690万人に達する見込みで、女性の社会進出が一層進む中、依然として家事や育児の負担が性別間で大きく異なるという実態が浮き彫りになっています。

女性の抱える課題:睡眠と生活の質



イケアが実施した最新の調査によると、2024年において52%の女性が「十分に睡眠がとれていない」と回答しました。また、仕事と家庭の両立を意識する中で、女性は家事や育児に多くの時間を費やし、睡眠時間が短い傾向にあることが明らかになりました。これにより、ストレスや疲労が蓄積され、睡眠の質や日常生活のクオリティにも悪影響を及ぼしています。特に家事に関する負担は、女性にとって大きなストレス要因であり、これが睡眠環境にも影響を及ぼす要因となっています。

ここでイケアは、「よい眠りのための6つのヒント」を提案しつつ、家庭内での役割やコミュニケーションの改善を通じて、女性が質の高い睡眠を得られる環境を整備することを重要視しています。さらに、これを実現するためには、「対話をすること」が不可欠だと強調しています。

更年期に向けた支援の必要性



また、イケアは職場における女性の参加とその多様性を重視し、特に更年期に入る女性の課題についても深く考慮しています。現在、世界では約10億人の女性が更年期を迎えており、そのうち10%がこの状況を理由に仕事を辞めているという調査結果もあります。このような背景を踏まえ、イケア・ジャパンでは、女性コワーカーが安心して働ける職場環境の構築を目指し、「対話しやすい環境」を推進しています。これは更年期に関する対話を促進し、必要なサポートを職場内で提供することが目的です。

サポート体制の具体的な内容



1. 産業医や人事との相談: コワーカーの健康状態に基づき、業務内容やシフトの調整などを行います。
2. 快適な作業環境の調整: 空調や照明など、作業環境を快適に保つための管理を徹底します。
3. 産業医との面談: 定期的な健康チェックや相談の機会を設けます。
4. サポートプログラム: 精神的・身体的なウェルビーイングを支えるためのカウンセリングサービスを提供します。

イケア・ジャパンは、家族や職場でのコミュニケーションを奨励し、ジェンダーに関係なく平等な社会の実現に向けた活動を今後も継続していく意向です。すべての人が自分らしく生きることができる社会を目指して、イケアはさらなる深化を進めていきます。


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会社情報

会社名
イケア・ジャパン株式会社
住所
千葉県船橋市浜町2-3-30
電話番号
0570-01-3900

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