オンラインメディア信頼度調査の結果
2023年8月に実施された「主要オンラインメディア信頼度調査」が発表され、オンラインメディアにおける情報の信頼性に対する消費者の姿勢が浮かび上がりました。この調査は、広告プランニングにおける重要な指標となることを目指して行われ、全体で3,512名からの有効回答が得られました。
調査の概要
調査の対象となるメディアは46メディアで、動画・音楽、SNS、ニュース、新聞・雑誌、レシピサイト、スポーツ、グルメ、漫画アプリの8カテゴリに分けられています。質問に対する回答は、「非常に信頼できる」「ある程度信頼できる」「半々くらい」「あまり信頼できない」「全く信じられない」という5つの選択肢が用意されました。調査結果によれば、全体の79.1%が「信頼できる」「半々くらい」と回答し、多くの人々がオンラインメディアに対する信頼感を抱いていることが分かりました。
ジェンダーと年代別の信頼度
調査結果を性別および年代別に見ると、特に若年層が各オンラインメディアに対して高い信頼感を示していました。特に10代の約半数が信頼感を持つ結果が出ており、60歳以上の世代でも40代や50代と同程度の信頼感があったことも興味深い点です。このことは、オンラインメディアが年齢に関係なく広く受け入れられている証であるとも解釈できます。
カテゴリ別の信頼性
動画・音楽メディアカテゴリでは、「TVer」や「radiko」が高い信頼度を獲得し、特に民放系メディアに対する信頼感が強いことが分かります。一方で、ユーザー生成型のメディアである「YouTube」に対する信頼性は相対的に低く、コンテンツの質が重要視されていることを示しています。
SNSメディアに関しては、「Instagram」の信頼度が最も高く、他のSNSと比較して際立っている結果が出ました。これに対し、TwitterやFacebookなどはほぼ横並びで信頼性が評価されていることが確認されました。
世代間の差異
各カテゴリでの世代間の信頼性の違いが特に顕著だったのは「動画・音楽」や「漫画アプリ」であり、これらのメディアは若年層に人気であることから、各世代の嗜好も色濃く反映されているようです。
調査の背景
VOSTOK NINEは、広告プランニングを行う上でリーチと信頼性に注目しており、広告投資設計において「信頼できるメディア選定」がますます重要になっています。広告主や代理店は、広告メッセージをより届く形で放送しなければならない時代にあり、この調査はそのための一助となればと考えています。
詳細な結果や分析は、当社のnoteにて公開していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
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VOSTOK NINEについて
株式会社VOSTOK NINEは、広告メディアプランニングに特化した企業で、豊富な経験を持つメディアプランナーが集まっています。創業から広告が社会により役立つ存在となる未来を目指し、2022年より活動を開始しました。
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