三谷セキサンが進化させたHybridニーディング工法
建築における環境問題がますます顕在化する中、三谷セキサン株式会社(本社:福井県福井市、代表取締役社長:三谷進治)は、業界初の新技術「Hybridニーディング工法」を導入しました。この革新的な工法は、主にコンクリートパイルの施工における環境負荷を大幅に削減し、持続可能な社会作りに貢献しようとしています。
環境負荷を低減する新技術
建設現場で必要とされる杭基礎工事では、従来のプレボーリング工法を利用してセメントミルクを使用してコンクリートパイルを打ち込むという工程が一般的です。しかし、この方法は大量のセメントを消費し、製造過程で多量のCO2が排出されてしまいます。そこで、三谷セキサンが注目したのが高炉スラグ微粉末という鉄鋼製造時の副産物です。
この新技術では、現場で「ポストミックス結合材」として高炉スラグ微粉末とセメントを直接混ぜ合わせることで、CO2排出量を約60%も削減できることがわかりました。これにより、持続可能な施工が実現し、環境への配慮がただの理想論から具体的な行動へと変化しています。
Hybridニーディング工法のメリット
1.
環境性能の向上
JIS規格に適合した新しい結合材を現場内で調合することによって、施工時の二酸化炭素の排出ラベルを大幅に低減。これにより、業界内での環境対応の先駆者となりました。
2.
物流の最適化
現場での直接配合により、従来の中間拠点を必要とせず、運搬コストの削減とともに、周辺環境への影響を最小限に抑えられています。これにより、交通渋滞の問題解消や高騰する物流費へのリスク回避が期待されています。
3.
施工品質の安定
夏の高温下でも「ポストミックス結合材」の利用によって、水和熱を抑え、安定した施工を実現。これまでの施工品質の悩みを解消しました。
4.
現場への柔軟な対応
現場の状況や材料調達の難易度に応じて最適な材料選択ができる自由度も大きな特徴です。これにより、さまざまな施工条件に応じた柔軟な対応が可能になっています。
設計事務所・ゼネコンへの提案
この新工法は以下の点で設計事務所やゼネコンに数多くのメリットを提供します。
- - 環境評価向上
- - SDGsに貢献する社会的責任
- - 国土交通大臣認定の信頼性
三谷セキサン株式会社について
1948年に設立された三谷セキサンは、コンクリート製品の製造・販売・施工において、国内で優れたシェアを持つ企業です。近年では環境への配慮に特化した製品の開発にも力を入れており、持続可能な社会基盤の構築に寄与しています。
福井県福井市に本社を構え、基盤から社会を支えるという理念を持って、未来への新たな技術革新を追求し続けています。是非、今後の展開にも注目していきたいところです。