約8割のアメリカ人が大阪万博訪問に興味!注目度と懸念点を探る
2025年の大阪万博開催が期待される中、海外からの注目も集まっています。リサーチ会社の株式会社BEYONDは、アメリカを対象にしたアンケート調査を実施し、その結果が話題となっています。調査は4月初旬に行われ、104名のアメリカ人が参加しました。実に79.8%が「行きたい」と回答しており、約8割がこのイベントに興味を持っていることが明らかになりました。
万博への興味の理由
参加を希望する理由として、最も多かったのが「万博自体に興味がある」という点です。次いで「テーマに興味がある」という意見や、「特別なイベントを楽しみたい」という声も多く寄せられています。さらに、「日本のイベントのクオリティは高い」という意見が多く、日本国内でしか体験できない貴重なイベントである期待が寄せられていることが伺えます。
参加したくない理由も明らかに
一方で、参加を希望しないとする6.7%の利用者は、主にコスト面を挙げていました。交通費やチケット代など、経済的な負担を懸念する声が60%を超えており、情報が少ないことによる不安も多く見受けられました。特に英語での情報発信が不足していることが、この「行きたくない」という感情を生んでいるようなのです。
行きたい時期と地域特有の体験
調査結果では、春、特に桜の開花時期である2025年4月頃に訪問したいという意見が多く寄せられました。暑い夏を避け、秋以降に再び訪日ニーズが高まる傾向が見受けられます。
自由回答の結果では、日本の伝統文化が特に人気でした。「京都のカフェ巡り」や「奈良のお寺」の訪問、さらには「大阪の幽霊ツアー」に興味を寄せているというコメントもあり、関西地域の文化体験に対する期待が大きいことが浮き彫りになりました。
日本食やナイトコンテンツへの期待
また、日本食やナイトコンテンツについての期待も高く、「グルメツアー」や「食べ歩き」に関する回答も目立ちました。今までの単なる「爆買い」から、より多様な体験への興味が強くなってきていることが確認され、日本全体での観光戦略が求められます。
課題と今後の展望
今回の調査結果からは、アメリカ人の大阪万博に対する関心が高い一方で、情報発信不足が課題であることが浮き彫りとなりました。インバウンド観光客の増加を狙って、迅速に情報発信を強化する必要があります。今年は、観光に対する需要が急増しているため、この機会を逃さず、日本全体で魅力を広めていくことが大切です。
株式会社BEYONDは、インバウンド向けプロモーションや市場調査を手掛けており、特に海外向けのSNS運用においては、多くの実績を誇ります。今後も海外に向けたプロモーションについてのご相談はいつでも受け付けているとのこと。詳細は公式サイトをご覧ください。
株式会社BEYONDの情報
- - 本社住所: 東京都江東区青海2-7-4 the SOHO 4階
- - 代表者: 道越 万由子
- - 事業内容: 海外向けプロモーション、リサーチ、マーケティングなど
- - Webサイト: BEYOND
本調査結果を基に、今後も大阪万博が多くの外国人観光客を魅了し、訪日需要を生かしていくことが期待されます。