40歳のキャリア実態
2025-05-29 13:23:08

40歳を迎えた働き盛り世代のキャリア実態と志向の調査結果

2025年に創業40周年を迎えるヒューマングループが、1985年生まれの男女1000名を対象に「40歳のキャリア実態と『なりたい自分』意識調査2025」を実施しました。この調査は、現代のキャリアに対する認識や仕事に対する思いを詳しく理解するためのものです。調査の結果、興味深いデータがいくつか浮かび上がりました。

調査結果のポイント


まず、40歳を迎えた働き盛り世代の62.6%が転職経験を持ち、60.6%が今後転職する意向があることが明らかになりました。これは、今の仕事に満足しているという回答が58.2%である一方、実際には転職の必要性を感じている人が多いということを示しています。

年収の現実


次に、20代の頃に想定していた年収と現在の実際の年収には大きな乖離があることがわかりました。20代の頃の多くは「500~600万円未満」と考えていたのに対し、現在は「300~400万円未満」とのことです。現実の年収が予想を下回っているため、多くの人が経済的な不安を抱えている状況が見て取れます。

スペシャリスト志向


また、キャリアの進路に関しては、74.0%の人が管理職よりもスペシャリストを希望しているとの結果が出ました。スペシャリストを選んだ理由のいくつかは「管理職に向いていないから」や「専門性を高めたいから」など、専門知識に価値を感じる傾向がうかがえます。

必要なスキル


調査で示されたスキルの重要性も興味深い点です。「40歳までに習得しておくべきスキル」としては、1位に「コミュニケーション」、2位に「デジタル・IT」、3位に「語学」が挙げられています。特にデジタル・ITスキルの重要性が増す中、コミュニケーション力も依然として高く評価されています。

リスキリングの現状


さらに、23.2%の人がリスキリングに取り組んだ経験があると回答しました。リスキリングを通じて業務スキルを向上させたり、モチベーションを維持することが目的であることもわかりましたが、忙しさや金銭的な問題が足かせになっているとのことです。リスキリングに対する意欲はありつつも、実施する上ではハードルがあるようです。

まとめ


今回の調査を通じて、40歳でのキャリアに対する現実的な悩みや、求められるスキル、転職への意向など、働き盛り世代が抱える課題が浮き彫りになりました。ヒューマングループは、これらの結果が新たな自己成長やキャリアの再構築のきっかけとなることを期待しています。この調査結果から、働き盛り世代がどのように自身の将来を描いているのか、そしてその背景にある心理や社会的要因を理解するための一助となるでしょう。


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会社情報

会社名
ヒューマンホールディングス株式会社
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電話番号
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