ポンデテックとイオシス、循環型経済を支援する新たな協業
関西電力グループが運営する株式会社ポンデテックと、丸紅株式会社グループの株式会社イオシスは、使用済みのIT機器に関するデータ消去や再生販売事業で協力することを決定しました。この業務委託契約により、両社は持続可能な社会の実現に向けて重要な一歩を踏み出します。
企業概要
ポンデテックは、障がい者の雇用促進、電子ゴミの削減、デジタル格差の解消を目指すベンチャー企業で、企業からの使用済みパソコンやスマートフォンの買い取りと再生・販売を行っています。特に障がい者を多く雇用する特例子会社との連携に重点を置き、その業務を通じて新たな雇用モデルの創造に努めています。
公式サイト:
ポンデテック
ECショップ:
PC next
一方、イオシスは、秋葉原をはじめとする複数の店舗とECサイトを通じて、リユースIT機器の買取・販売・レンタル事業を展開しており、業界のパイオニアとして知られています。
特に、買い取ったスマートフォンなどに対して徹底したデータ消去と検品を行うことで、安全に再流通させる取り組みが評価されています。
協業の重要性
今回の提携では、使用済みIT機器の買い取りからデータ消去、再生、販売までを両社で分担し、安心・安全な流通を確保する共同スキームを構築します。さらに、2025年度からは株式会社かんでんエルハートと連携し、データ消去と再生販売を通じた循環型経済の促進と障がい者の就労機会の拡大を目指します。
この協業は、電子ゴミを削減するだけでなく、障がい者にとっての新たな職業機会を創出し、働く環境の質を向上させることが期待されています。
持続可能な未来に向けて
今後、ポンデテックとイオシスは、使用済みIT機器の回収やデータ消去、再生処置の分野でさらなる拡充を図り、より多くの電子ゴミ削減と障がい者雇用の拡大に取り組んでいきます。両社の協業を通じて、循環型社会の形成や多様な働き方の実現に向けた事業展開が進むことでしょう。
この協業は、私たちの社会においても大きな意義を持つとともに、持続可能な未来を見据えた重要な一歩となることを願っています。
今後、ポンデテックとイオシスがどのような新たな取り組みを展開していくのか、引き続き目が離せません。