フタユビナマケモノの赤ちゃんが誕生!
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドでは、2024年8月28日、フタユビナマケモノの赤ちゃんが生まれました。この誕生はパーク内では初めての事例であり、多くの動物愛好者たちの注目を集めています。赤ちゃんの成長を間近で観察できる一般公開が、2024年9月19日(木)からスタートします。公開は午前10時から午後2時まで、ビッグオーシャン1階のワイルドアニマルメディカルセンターで行われる予定です。
しかし、赤ちゃんの母親は出産の翌日に体調を崩し、残念ながら亡くなってしまいました。その後、この赤ちゃんはスタッフによって特別なケアが行われ、お母さんの役割を果たす形で育てられています。この赤ちゃんには現在、スタッフが提供するミルクと離乳食が与えられており、日々少しずつ成長しています。
フタユビナマケモノの赤ちゃんについて
- - 出生日:2024年8月28日
- - 頭数:1頭
- - 体重:732g(9月16日現在)
- - 性別:不明
- - 親情報:母親は2021年にのいち動物園から来園、父親は2020年にみさき公園から来園。
成長の記録
赤ちゃんは人工保育を受けており、初日には640gだった体重は9月4日には日光浴を楽しむ姿が見られました。9月7日には初めての離乳食を食べる姿も確認され、日々順調に成長を続けています。スタッフの手厚いサポートの元、赤ちゃんは元気に育っており、観覧者にとっても見ることができる貴重な機会となります。
フタユビナマケモノの生態について
フタユビナマケモノは南アメリカ北部の熱帯雨林に生息しており、木の葉や木の実を食べることで知られています。体長は約60~70cm、体重は4~9kgほどで寿命は飼育下で20~30年と長いです。このマケモノの特徴は、四肢でぶら下がるようにして生活することで、夜行性です。彼らの生活スタイルはとてもユニークで、採食から睡眠までを樹上で行います。
アドベンチャーワールドは、動物たちの生命を大切にし、持続可能な社会の実現に向けて「こころにスマイル 未来創造パーク」としてSDGsに取り組んでいます。今後もこの赤ちゃんの健康管理を行いながら、訪れる人々にいのちの大切さを伝えていきます。
まとめ
新たに誕生したフタユビナマケモノの赤ちゃんは、多くの人々に愛され、成長していくことでしょう。アドベンチャーワールドでの一般公開にぜひ訪れ、この素晴らしい成長の瞬間を見逃さないでください。赤ちゃんがどのように成長していくのか、目の当たりにすることができる貴重な体験をお楽しみください。