Slash Fintechが目指す「Slash Card」による革新的な決済体験
2023年、Slash Fintech Limitedは、JETROが主催する「Web3 Salon – VC Connect」のスタートアップピッチにて、見事に優勝しました。このピッチでは、暗号資産を利用した新しい決済サービス「Slash Card」が発表されました。このサービスは日本初のBNPL(Buy Now Pay Later)機能を持つもので、USDCを担保として利用されるという斬新なアプローチが特徴です。
「Slash Card」の概要
「Slash Card」は、暗号資産を活用した日常的な決済手段を提供することを目的としています。日本の法規制を遵守しながら、ステーブルコインを担保に使用することで、利用者は手軽に暗号資産を活用できるようになります。これにより、購買体験がよりスムーズになり、顧客に新たな選択肢を提供します。
現状、日本市場における暗号資産の利用が広がっており、暗号資産の口座数は1,100万を突破しました。これに伴って、暗号資産を使った決済手段の需要が高まっています。これらの状況を踏まえ、2025年前半には「Slash Card」が正式に発行予定です。これにより、利用者は現実と暗号資産の境界を乗り越える新たな支払い体験を得られるでしょう。
日本市場の暗号資産状況
暗号資産全体の時価総額は2024年第4四半期には34兆ドルを超える見込みです。特に日本では、大手企業によるビットコイン決済の導入やUSDCの取扱いが進むことで、暗号資産市場のさらなる発展が期待されています。これらの動向に応じて、Slash Fintechは「Slash Card」を通じた新しい価値の循環を志向しています。
「Web3 Salon – VC Connect」とは?
「Web3 Salon – VC Connect」は、日本のWeb3スタートアップとベンチャーキャピタル、投資家が集うイベントです。このプラットフォームは、革新的なプロジェクトを発表し、コラボレーションを促進するための場とされています。このイベントを通じて、日本をブロックチェーンとWeb3分野でのリーダーにすることを目指しています。
このピッチイベントでは、投資機会やネットワーキングの場が提供され、日本の分散技術を強化するための取り組みが行われました。
まとめ
Slash Fintechが目指す「Slash Card」は、暗号資産を身近に感じさせる新しい決済手段としての可能性を秘めています。ブロックチェーンと金融の融合が進む中、さらなる市場の拡大を手助けし、利用者にとって便利で革新的な体験を提供することが期待されます。日本市場における今後の展開から目が離せません。