業界初!太陽光発電シミュレーターが開発
エブリワエナジー株式会社と株式会社C-RISEが共同で開発した『太陽光発電の0次診断シミュレーター』が、業界初として注目を集めています。このシミュレーターは、太陽光発電を導入する上でのハードルを大幅に下げることを目的としており、これまでは現地調査が必要だったプロセスを簡略化することに焦点を当てています。
新しい導入方式の登場
太陽光発電導入の従来の流れでは、販売施工事業者が現地で屋根の形状や設置可能面積、耐震性などを調査しなければなりませんでした。しかし、今回開発されたシミュレーターは、施主がWEB上で住所や屋根の形状に関する簡単な質問に答えるだけで、設置可能な容量や期待できる発電量を瞬時に算出します。このようにして、導入の可能性やメリットをより簡単に理解できるようになり、施主の負担が軽減されるのです。
効率化がもたらすメリット
このシミュレーターの導入により、現地調査の必要がなくなり、施主は初期の段階から太陽光発電導入についてのイメージを持つことができます。これにより、施主にとっての時間的な負担や精神的なストレスが大きく減少します。また、設置候補地の適性を事前に把握することで、事業者にとっても現地調査にかかる作業工数を大幅に削減できる点も見逃せません。
地域脱炭素化への貢献
このシミュレーターは、太陽光発電の普及を加速させるための重要なツールとし、地域の脱炭素化にも寄与することが期待されています。特に専門の事業者が不足している地域でも、具体的な提案がしやすくなり、人材不足やコスト削減に貢献します。今後は一般公開され、事業者へのAPI提供も予定されているため、さらに多くの人々に利用されることが期待されています。
エブリワエナジーとC-RISEについて
エブリワエナジー株式会社は、2024年9月に設立され、パナソニックグループが提供する共創型コミュニティ『everiwa』に基づいています。地域の脱炭素化を推進するために、さまざまな業界と協力し、太陽光発電や蓄電システムの共同購入事業を展開しています。また、株式会社C-RISEは、2005年に設立され、クラウド型自動処理サービスを提供するエンジニアリング企業で、さまざまなエネルギー関連のサービスも展開しています。
今後も両社は、太陽光発電の普及を促進し、持続可能な社会の実現に向けて活動を続けていくことでしょう。