マガタマの新サービス
2016-07-07 16:01:10

マガタマが提供する次世代オンライン認証サービスの全貌

マガタマによる次世代オンライン認証サービスの登場



インターネットが急速に普及し、多様化するネットサービスが日常生活の様々なシーンで活用されるようになった一方で、個人情報の管理が難しくなってきています。特に、IDやパスワードの使い回しや、それらの情報をメモすることが増える中、フィッシングやハッキングなどの不正行為による被害も深刻化しています。これらの課題を受け、企業は新しいオンライン本人認証の仕組みを求める声が高まっています。

そんな状況に、株式会社ディー・ディー・エスが提案するのが、次世代オンライン認証規格であるFIDO(Fast IDentity Online)を基盤にしたオンライン本人確認サービスです。このサービスは、会員管理を行うさまざまな企業向けに設計されており、コストの削減やセキュリティの強化を図ることができます。

サービスの概要



FIDOによる認証


FIDOは、従来のIDとパスワードに依存しない新しいオンライン認証の通信規格です。この仕組みでは、クライアント側で認証が完結し、個人情報は一切サーバーに送信されることがないため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。サーバー側では公開鍵ベースの認証プロトコル(PKI)を利用し、ユーザー認証を実現しています。

シングルサインオン(SSO)への対応


本サービスはOpenID Connectに基づくID連携を採用しており、ユーザーが一度の認証で複数のサービスへログインできるようになります。このシングルサインオン機能は、利便性を大幅に向上させる要素となります。

magatamaデバイスとアプリの提供


生体認証機能がないデバイスを使用するユーザーには、ウェアラブル指紋認証デバイス「magatama」を提供します。また、関連するモバイルアプリやサーバー構築用のSDKも用意されているため、あらゆる環境で利用可能です。

導入によるメリット


このオンライン本人確認サービスは、コミュニケーション事業者、金融機関、一般企業に広く対応していますが、導入する企業にとっての具体的なメリットには、次のような点があります。

売上・利益の向上


エンドユーザーにとっての利便性が向上することで、顧客登録率やサービスの利用頻度、サイト滞在時間が増加すると期待されています。また、magatamaプラットフォームによるID連携は新規顧客の獲得にも繋がります。

コストの削減


自社の既存システムをそのまま利用しつつ、追加の生体認証サービスを取り入れることで、認証システムの開発費用を軽減することが可能です。また、ID連携による集客が広告費の削減にも寄与します。

セキュリティの強化


サーバー側に生体情報が保存されないため、プライバシーが保護された状態での運用が実現します。また、IDやパスワードを排除することで、なりすましによる損失や信用低下を防ぐことができます。

導入キットの提供


新しい認証サービスの開始に向け、株式会社ディー・ディー・エスはパイロットサービスを提供することを発表しました。2016年7月19日より、FIDOに準拠したスマートフォン用アプリやmagatamaデバイスを含む導入キットの提供も開始します。事前申し込みを受け付ける特典も用意されています。

会社INTRO


株式会社ディー・ディー・エスは、2014年に国内初のFIDOアライアンスに加盟し、2015年にFIDO認定製品の指紋認証デバイス「magatama」を発表しました。これにより、オンライン認証の新たな基準を作り出し、セキュリティの向上を目指しています。

FIDOの概要


FIDO Allianceは、生体認証を含む新しいオンライン認証規格を推進する団体で、250社を超える企業や政府機関が参加しています。これにより、世界中におけるサイバーセキュリティ対策としても注目されており、安全で便利なインターネット環境の実現に貢献しています。

会社情報

会社名
株式会社ディー・ディー・エス
住所
愛知県名古屋市中区丸の内三丁目6番41号DDSビル7F
電話番号
052-955-6600

関連リンク

サードペディア百科事典: FIDO マガタマ オンライン認証

Wiki3: FIDO マガタマ オンライン認証

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