株式会社ローンディールがインパクトスタートアップ協会に加盟
株式会社ローンディールは、東京都港区に拠点を置く企業で、今年で創業から10年を迎えました。このたび、インパクトスタートアップ協会(ISA)に第五期の正会員として正式に加盟しました。ISAは「社会課題の解決」と「持続可能な成長」を両立させることを目指しており、ローンディールのミッションにも合致しています。
加盟の目的
ローンディールは創業以来、「日本的な人材の流動化」を掲げ、特に大企業からベンチャー企業への人材移動を促進する「レンタル移籍」事業を行ってきました。この事業に加えて、近年ではミドルマネジメント向けのオンライン研修「outsight」や、20%の業務時間を活用する「side project」といった新しいプログラムも展開。現在、これらのプログラムを導入している企業は100社を超えています。
今後、越境学習の普及をさらに推進するためにISAに加盟したことは、より多くの企業と連携し、働く個人や組織の課題に対する解決策を提供する貴重な一歩となるでしょう。特に、ISAの他の加盟企業とも協力し、社会全体を底上げする効果のあるインパクトを生み出したいと考えています。
インパクトスタートアップ協会とは
インパクトスタートアップ協会は、持続可能な社会の実現を目指す企業を支援するために設立された団体です。2022年に設立後、政財官と連携しながら、ポジティブな影響を与えるスタートアップの育成に力を注いでいます。この協会は、基本的に「共有」「形成」「提言」「発信」の4つの柱で活動をしています。
現時点で、206社の正会員企業が参加しており、また賛同会員として日系・外資系企業含め10社が協力しています。これらの企業は、社会課題の解決を共通の目的としており、持続可能な社会の実現に向けて共に活動しています。
ローンディールの取り組み
ローンディールは、越境をテーマにした多様なプログラムを通じて、人材育成やイノベーション創出、キャリア自律の促進を目指しています。特に、創業事業である「レンタル移籍」は、日産自動車や経済産業省、野村證券といった大企業に導入されており、337名の人材が活用されています。さらには、オープンイノベーションに関連する活動も行っており、2019年には内閣府主催の日本オープンイノベーション大賞で特別賞を受賞しました。
将来への展望
「越境」を通じた人材の流動性を促進することで、企業や社会全体に新たな価値を提供することがローンディールの目標です。ISAへの加盟を契機に、より多くの企業と協力し、越境学習の必要性を広げることで、日本社会の発展に寄与していきたいと考えています。
詳細については、以下のリンクから各プログラムやISAの公式サイトをご確認ください。