新型リモートセンサシステム向け中継ボックス「RPK-P1012」の登場
株式会社ビー・アンド・プラスは、リモートセンサシステム用の新しい中継ボックス「RPK-P1012」を発表しました。この製品は、従来の中継ボックスの仕様を一新したもので、特に「グロメットタイプ」として登場しました。これにより、最大12個の検出センサを接続することができ、2個を連結することで24点伝送にも対応可能です。
製品の特長
「RPK-P1012」は、軽量かつコストパフォーマンスに優れた設計が施されています。従来は金属製だったボックスを樹脂製に変更することで、設置・運用の負担が軽減されています。この変更により、運用コストの削減を実現するだけでなく、物理的な重さを軽減し、作業現場での扱いやすさが向上しました。
リモートセンサシステム自体は、電磁結合方式を利用し非接触で電源の供給や信号の伝送が可能なシステムです。これにより、製造現場で発生しがちなケーブル断線やコネクタ接触不良といったトラブルを改善し、メンテナンスコストの削減を実現します。特に、導入前の環境において作業員が必要だったコネクタの着脱作業が不要になるため、生産性が大幅に向上することが期待されます。
導入事例:着脱式ロボットハンド
具体的な導入事例として、着脱式ロボットハンドを用いたワーク確認のシステムがあります。導入前、作業員はハンド交換時にコネクタの着脱が必要であり、そのための手間と時間がかかっていました。また、使用していたカールコードは断線が頻発しており、運用上の問題も抱えていました。
資料を用いた導入後の結果に目を向けると、ハンド交換時にコネクタの着脱が不要になったため、作業の効率化が見られました。さらに、ケーブルの伸縮部分が廃止され、カールコードも不要になったことで、断線という問題も解消されました。このように、RPK-P1012の導入は作業の省力化だけでなく、トラブルの未然防止にも寄与しています。
会社情報
株式会社ビー・アンド・プラスは、1980年に設立され、埼玉県比企郡小川町に本社を置いています。代表取締役社長は亀田篤志氏で、同社はワイヤレス給電の開発、製造、販売を行っています。公式ウェブサイトでは、さらに詳しい情報が提供されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
公式サイト
お問い合わせ先
本リリースに関連するお問い合わせは、株式会社ビー・アンド・プラスのマーケティング部門までお願いいたします。電子メールでのお問い合わせも受け付けております。メールアドレスは、
[email protected]です。新しいリモートセンサシステム向け中継ボックス「RPK-P1012」は、製造業界において大きな変革をもたらす製品となるでしょう。