Digi-Key CEOデーブ・ドハティ氏がECIAノーススター・アワード受賞の栄誉

Digi-Key CEOデーブ・ドハティ氏がECIAノーススター・アワードを受賞

2019年11月、米国ミネソタ州シーフリバーフォールズを拠点とするDigi-Key Electronicsの最高経営責任者（CEO）、デーブ・ドハティ氏が、シカゴで開催されたElectronic Components Industry Association（ECIA）の年次エグゼクティブ・カンファレンスにて、名誉あるECIAノーススター・アワードを受賞しました。この賞は、電子部品業界において卓越したリーダーシップや指導力を発揮してきた人物を称えるものであり、ドハティ氏の業界への貢献が広く認められた結果と言えます。

このECIAノーススター・アワードは、単なる功績の集大成ではなく、業界全体の発展に寄与した者を表彰するものです。受賞に際し、ドハティ氏は「私は常に『浸透作用』を信じています」と語り、周囲の優れた人々から得る学びの大切さを強調しました。彼は「NEDAとECIAでの活動は、非常に貴重な経験であり、業界のプロフェッショナルと共に活動する中で、多くのことを学ぶ機会を得ました」と続けました。

デーブ・ドハティ氏は、これまでにNEDAのボードメンバーを務めた後、2007年からECIAのボードメンバーとして活動を続けています。その過程で、ECIA Foundationの議長を2011年から2015年にかけて務め、2017年から2018年にかけてはECIAの議長としても活躍しました。現在は、Distribution Councilの議長として、電子部品業界の価値向上に向けた取り組みに力を注いでいます。

ドハティ氏は、特にECIA Foundationにおける貢献が評価されています。彼の任期中には、大学向けの教育プログラムとして「FIRST Robotics and Hiring Our Heroes」の策定が行われ、業界への次世代人材の育成に寄与しました。その取り組みは、業界の未来を見据えた重要な施策の一環として評価されています。

また、ドハティ氏は、ECIAエグゼクティブ・カンファレンスの企画にも関与しており、特に2012年のハリケーン・サンディの際には議長として組織を率いる役割を果たしました。この時、彼の冷静な判断と温和な態度が、危機対応において大きな力となりました。

ECIAの現CEO、ビル・ブラッドフォード氏は「ドハティ氏の業界への貢献は比類のないものであり、深く感謝しています。彼の知識や誠実さは、当協会にとって大きな資産です」と述べ、ドハティ氏の指導力を称賛しました。今後、ドハティ氏はECIAのボードメンバーを退任し、Digi-Keyでの業務に専念する予定ですが、ECIAに対しては今後も様々な形でサポートを続けていく意思を示しています。

Digi-Key Electronicsは、800社以上の一流メーカーから920万点以上の電子部品を取り扱うグローバルなフルサービスのディストリビュータであり、即日出荷が可能な製品も多く揃えています。技術サポートも24時間体制で提供しており、顧客に幅広いオンラインリソースを提供しています。より詳細な情報は、Digi-Keyの公式ウェブサイトで確認できます。