包丁「KUNISUKE 國助」の魅力に迫る
江戸時代以前から続く刀匠の家系、河内守國助一族が手がけた包丁「KUNISUKE 國助」が新たに発表されました。この包丁は、400年の歴史と豊かな伝統をもとにしており、究極の用の美がここに実現されました。今回は、この注目の包丁の特長や背景に迫ります。
400年の技術が生んだ究極の美
「KUNISUKE 國助」は、先代から受け継がれた技術を基にデザインされています。河内守國助が追求してきた「切るための究極の製品」がコンセプトであり、美しいだけでなく、実用性も兼ね備えています。包丁の美しさは、見た目だけでなく、使ったときに感じられる性能にも表れています。
そのため、刀匠としての技術が、現代の料理シーンにマッチした形で展開されています。刺身包丁、菜切り包丁、三徳包丁の3種類がラインナップされており、それぞれの用途に特化したデザインが施されています。
包丁の詳細情報
「KUNISUKE 國助」シリーズは、以下のようなラインナップで提供されています:
- 価格:50,000円(税抜)
- 全長:265mm
- 刃幅:45mm
- 柄の高さ:20mm
- 価格:55,000円(税抜)
- 全長:345mm
- 刃幅:35mm
- 柄の高さ:20mm
- 価格:48,000円(税抜)
- 全長:290mm
- 刃幅:42mm
- 柄の高さ:20mm
材質は白紙と朴の木が使用されており、伝統的な技法の持つ美しさが表れています。
展覧会にて包丁を体験
「KUNISUKE 國助」は、次の展覧会にてご覧いただけます。
- - 展覧会名:日本の刀剣-日本工芸の粋-
- - 会期:2016年3月16日(水)〜22日(火)10時〜19時
- - 会場:日本橋三越本店本館1階中央ホール
また、初日にはトークイベントも予定されています。刀匠の河内國平氏と世界的なアーティスト舘鼻則孝氏が共に登壇し、刀匠の技術や伝統の価値についてお話しされる予定です。初めて聞く刀の裏側について深く理解できる貴重な機会となることでしょう。
株式会社studio仕組の役割
「KUNISUKE 國助」は、株式会社studio仕組のプロデュースにより誕生しました。studio仕組は、様々な職人やアーティストとのつながりを持ち、職人の支援やプロデュース事業を行っています。このような背景があってこそ、日本の職人文化とものづくりの精神が存続できるのです。
最後に
「KUNISUKE 國助」の包丁は、単なる調理器具であるだけでなく、400年の歴史と技術を体現した芸術作品でもあります。厨房で使うことによって、その真価を実感できることでしょう。ぜひ、あなたの食卓に華を添える一品としてお手に取ってみてください。公式ウェブサイトでも詳細を確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。