ANRIが新たに起業支援プログラム「AURORA」を実施
東京都港区に拠点を置く独立系ベンチャーキャピタルのANRIが、大学発の革新的な技術を基にした起業を志望するビジネスプロフェッショナル向けの支援プログラム「AURORA」の第2期募集を2025年4月10日から開始します。このプログラムは、DeepTech領域に特化しており、参加者は最先端の技術を活用して新たなビジネスの立ち上げを目指します。
ANRIの「AURORA」は、大学などの研究機関で生まれた技術に注目し、その社会実装を促進することを目的としています。参加者は最大12ヶ月間の支援を受けることができ、資金提供やメンタリングなど、創業準備に必要なさまざまなサポートが用意されています。
EIRプロジェクトとは?
「EIR(Entrepreneur in Residence)」とは、企業やベンチャーキャピタル、大学などに在籍しながら起業を目指す人材を指します。ANRIのプログラムに参加することで、ビジネスプロフェッショナルは自らの経験を活かしつつ、起業に向けた具体的なプロジェクトを陣営することが可能になります。参加者は技術的なバックグラウンドを持たなくても構いませんので、多様な経歴を持つ方々の参加が期待されます。
応募要項と支援内容
プログラム概要
- - 対象: DeepTech領域での起業を志すビジネスプロフェッショナル
- - 期間: おおよそ12ヶ月のEIR活動
- - 扶助内容: 活動資金の提供、メンタリングなど様々な支援
- - 応募締切: 2025年7月10日
このプログラムは、参加者が持つビジョンを具現化するための強力なバックアップを提供します。実際に2024年12月に行われたイベント「現役EIR・DeepTech起業家が語るEIRとしてのスタートアップ創業」の様子は、ANRI AURORAの公式サイトにてレポートが公開されていますので、詳細に関心のある方はぜひご覧ください。
ANRIについて
ANRIは、2012年に設立された独立系ベンチャーキャピタルで、主に創業初期のスタートアップに特化して投資活動を行っています。これまでに280社以上の企業に出資し、累計で約780億円を運営しています。また、脱炭素やライフサイエンスなどの新しい分野にも注力し、特に大学発の研究開発型スタートアップに対する支援を強化しています。
これらの活動の一環として、六本木ヒルズには1200平米のインキュベーションオフィスを設け、起業家が近くでサポートされる環境を提供しています。
締めくくりに
日本発の技術を用いて世界にインパクトを与える新たな挑戦をしたいビジネスプロフェッショナルの方々にとって、大きなチャンスとなるこのプログラム。参加希望者は、ANRIの公式サイトからエントリーを行うことができます。このチャンスを通じて、共に未来を創造しましょう。