富山の誇り、若鶴酒造がTWSC2025で快挙
富山県砺波市に位置する若鶴酒造株式会社は、2025年開催の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」(TWSC)でその品質の高さを証明しました。同社のシングルモルトウイスキーである「三郎丸Ⅳ THE EMPEROR」と「三郎丸Ⅴ THE HIEROPHANT」の二品が、世界中から出品された348アイテムの中から金賞を受賞したのです。この受賞は、若鶴酒造が誇るウイスキーの魅力を広く知らしめる結果となりました。
TWSCについての背景
TWSCは2019年に設立され、世界中で初めて日本人の味覚を基準にしたウイスキーとスピリッツの品評会です。その年ごとに増え続ける参加商品は、国際的な評価を受ける場としても知られています。今年のコンペティションでは特に洋酒部門が盛況で、348本がエントリーしました。
シングルモルトウイスキーの魅力
三郎丸Ⅳ THE EMPEROR
このシングルモルトは、モルト、特にヘビリーアイラピーテッドから作られており、アルコール度数は48%に設定されています。2020年に蒸留され、2024年にボトリングされる予定。希望小売価格は14,000円(消費税込み15,400円)で、国内ではすでに完売しています。このウイスキーは贅沢な味わいと深い香りを持ち、飲む人を魅了する一品です。
三郎丸Ⅴ THE HIEROPHANT
こちらのシングルモルトも、モルト(ヘビリーハイランドピーテッド)から作られ、同じくアルコール度数は48%。2021年に蒸留され、2024年にボトリングされる予定で、こちらも希望小売価格は14,000円(消費税込み15,400円)です。国内では完売しており、その特長としては、まろやかな味わいとバランスの良さが挙げられます。
ジャパニーズウイスキーの基準に沿った逸品
両品とも、日本洋酒酒造組合の自主基準に基づく「ジャパニーズウイスキー」の定義に則った製品です。この基準に適合していることは、ナショナルブランドとしての信頼性を高めます。
まとめ
若鶴酒造のシングルモルトウイスキーがTWSC2025で金賞を受賞したことは、富山県や日本のウイスキー文化において非常に重要な出来事です。これからも、国内外でのさらなる評価が期待されます。ぜひ皆さんも、次に手にするウイスキーは「三郎丸」を選んでみてはいかがでしょうか。富山の魅力が詰まった一杯があなたを待っています。