香川県で開催された人生会議の普及啓発イベント詳細
令和7年度の「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」普及啓発イベントが、11月24日(月・休)に香川県高松市のレクザムホールで盛況のうちに開催されました。厚生労働省が主催し、香川県と高松市の共催により実施されたこのイベントは、参加者に医療やケアの重要性を理解してもらうことを目的としています。
人生会議とは?
人生会議とは、もしもの時のために、自分の医療やケアの希望を前もって考える取り組みです。調査によると、国民の7割以上が人生会議について知らないという事実があり、厚生労働省はその普及に力を入れています。当日は専門家やゲストスピーカーによる講演が行われ、会場は熱気に包まれました。
イベントの内容
当日のイベントでは、基調講演やトークセッションが行われ、専門家たちがそれぞれの視点から人生会議の意義やメリットについて語りました。講演の一つでは、筑波大学附属病院の浜野淳氏が、人生会議がどう自分らしい生き方につながるのかを説明しました。「もしもの時に備えることは、自分だけでなく家族のためにもなる」と強調しました。
また、香川県医師会の吉澤潔氏は、高松市の在宅医療構築の進行状況や、医療コーディネーターの養成の重要性について解説。これにより、地域に根付いた医療体制の重要性が浮き彫りになりました。
ゲストスピーカーとのトークセッション
さらに、元バレーボール女子日本代表の大山加奈さんが登場し、参加者と「未来の自分らしい生き方」について話し合いました。家族看病の経験を持つ大山さんは、人生会議の重要性を身をもって理解しており、その経験から得たメッセージは多くの参加者に響きました。「まずは大切な人と話すことが大事」と、日常から始めることを勧めました。
桂福枝さんによる落語
また、香川県出身の落語家、桂福枝さんが人生会議にちなんだオリジナルの落語を披露し、会場は笑いに包まれました。エンターテイメントの要素も取り入れたことで、参加者はリラックスして話題について考えることができたようです。
これからの取り組み
人生会議啓発イベントは、今後も全国各地で開催予定です。高齢化が進む日本において、自らの希望する医療やケアの選択について、もっと深く考える機会が必要です。厚生労働省では、引き続き普及・啓発活動を進め、より多くの人々が参加できるような取り組みを強化していく方針です。
動画アーカイブの公開
当日の講演内容は厚生労働省の公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。参加できなかった方も、ぜひこの機会にご覧いただき、人生会議についての理解を深めていただければと思います。
こちらから視聴可能です。
今後の人生会議関連のイベントにぜひご注目ください。