蟹江杏の初小説『あの空の色がほしい』大注目!
画家として知られる蟹江杏の初小説『あの空の色がほしい』が、2024年5月30日に発売予定です。この作品はなんと第74回小学館児童出版文化賞の候補作に選ばれ、9月11日には受賞作が発表されるのが期待されています。贈賞式は11月13日に予定されており、ぜひ注目したいイベントです。
プロジェクトとPOPアワード
さらに、東京都日野市が主催となり、蟹江杏さんが審査員を務める読書感想ポップ賞も開催されます。このPOPアワードは、日野市の大型書店「未来屋書店」との協力で、11月より作品募集が開始される予定となっています。これにより、市民や学生のクリエイティブな才能が引き出されることでしょう。
【小学館児童出版文化賞 公式サイト】
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作品の内容と魅力
『あの空の色がほしい』は、多様な表現活動が評価されている蟹江杏の初の小説です。作品の中では、学校でも家庭でもなく、アートを通じて異なる世界を体験する小学生と風変わりな芸術家との交流が描かれています。初出版から早くも「未来の名作」としての評価が広がり、「まるで現代版『窓ぎわのトットちゃん』のよう」と賞賛されています。
この物語は、特に2025年度の中学入試でも使用されるため、教育現場でも話題になることが予想されます。有名中学校の入試問題にも多く出題されるとのことで、学生たちや保護者にとって興味深い問いかけを投げかけることでしょう。
受賞者と著名人たちの声
様々な著名人からも高い評価を受けている本作について、作家の落合恵子さんは「群青色の色鉛筆が、すきになった」と感想を述べ、自身の感性の変化を語っています。また、彫刻家の吉田穂積さんは「75のお爺さんも、ドキドキ、ワクワクしながら読みました」とコメントを寄せています。さらに、前日野市教育長である堀川拓郎さんは、「人工知能が進化する今だからこそ心に響く」と作品の意義を語っています。
このように、多くの方々がそれぞれの角度から、この作品のディープな魅力に引き込まれている様子が伺えます。
作品情報と著者紹介
著書名:あの空の色がほしい
著者:蟹江杏
出版日:2024年5月30日
定価:1,980円(税込)
ISBN:978-4-309-03188-0
仕様:46判/上製/224頁
書誌URL
また、蟹江杏さん自身は東京都出身の画家で、自由の森学園を卒業後にロンドンで版画を学びました。数々の個展を行い、子どもたちとのアート活動にも力を入れています。金沢の美術館から日野市での活動まで、その多彩な活動は高く評価されています。
まとめ
『あの空の色がほしい』は、教育現場ではもちろん、アートがもたらす変革的な価値についても考えさせられる、心温まる作品です。蟹江杏さんの活動に注目し、作品の発売を心待ちにしましょう!
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