UPGRADE with TOKYO 第38回開催決定！生成AIでヒヤリハット情報活用、事故予測システムを募集

東京都は、スタートアップによる都政課題解決に向けたピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」の第38回開催を発表しました。

今回のテーマは『生成AI等とヒヤリハットDBを活用した事故予測等システム・サービス』。東京消防庁が、消防業務全般のヒヤリハット情報を収集・活用する体制を構築する中で、膨大な情報の分析に課題を抱えていることから、生成AIなどの先端技術を用いた効率的な解析・分析システムを求めています。

募集するシステム・サービスには、ヒヤリハット情報の効率的な分析機能、事故発生予測や再発防止対策に活用できる機能、消防署が実業務で使いやすい資料作成機能、職員が気軽に投稿できる運用管理機能などが期待されています。

イベントは令和6年7月31日（水曜日）に、TOKYO UPGRADE SQUARE（新宿区西新宿二丁目6番1号）で開催予定です。スタートアップによるピッチ発表のほか、結果発表、審査委員講評、フォトセッションなどが予定されています。

募集期間は令和6年6月24日（月曜日）から7月11日（木曜日）まで。応募条件は、創業後10年未満または第二創業後10年未満で、応募テーマに合致した製品・サービスを有し、最新バージョンをリリースしてから5年以内であることなどが挙げられます。

審査基準は、製品・サービスが応募テーマに合致しているか、東京都との協働による都政課題解決への貢献が見込めるか、製品・サービスの新規性・独創性、ソーシャルインパクト、財務状況などが評価されます。

優勝企業には、事業の協働等に向けて優先的な交渉を進めることができる優遇措置が与えられます。

東京都は、今回のイベントを通じて、民間企業の革新的な技術を活用し、都政課題の解決と安全な街づくりを目指しています。
東京都が開催するスタートアップピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」は、行政と民間企業の連携によるイノベーションを促進する取り組みとして注目されています。

第38回となる今回は、生成AIを活用したヒヤリハット情報分析システムという、非常にタイムリーなテーマが設定されました。生成AIは、近年急速に進化しており、様々な分野で活用が進んでいます。

東京都が抱える課題解決に生成AIを活用する試みは、他の自治体にとっても参考になる事例になるでしょう。

今回のイベントでは、革新的なアイデアを持つスタートアップ企業が数多く参加し、熱띤 경쟁を繰り広げるのではないかと期待されます。

優勝企業が開発するシステム・サービスが、東京都の安全対策に貢献し、市民の安心安全な生活に役立つことを期待しています。