熊本の特産「つなぎコハク玉ねぎ」が銀座のカレーに変身！

熊本の味を銀座で楽しむ

熊本県津奈木町の特産品「つなぎコハク玉ねぎ」が、インドカレーの名店「デリー銀座店」で特別メニューとして提供されています。これは、株式会社食文化がブランディングに携わった成果であり、地域の特産物を広める素晴らしい試みです。

津奈木町と食文化の連携

株式会社食文化は2021年に津奈木町と「子どもの農業を通じたマーケティング学習に関する連携協定」を締結しました。この協定に基づき、津奈木小学校で「つなぎコハク玉ねぎ」のブランディング活動が進められています。このプロジェクトには、地域に根ざした農業の重要性を伝え、子どもたちに実際の生産との関わりを持たせる狙いがあるのです。

近年、特に人気が高まっているこの玉ねぎは、4月下旬から5月上旬にかけて収穫されます。生食でも辛みが少なく、梨のようなみずみずしさと上品な甘さが特徴的です。

デリーとのコラボレーション

2023年度より、津奈木小学校と人気レストラン「デリー」とのコラボによって、特製レトルトカレーの開発が実現しました。デリー専用畑が設けられ、そこから採れた新鮮な玉ねぎを使用した「コハク玉ねぎの欧風ビーフカレー」が、デリー銀座店で6月限定で提供されることになっています。このカレーは、甘味と旨味が凝縮された玉ねぎをふんだんに使っており、その美味しさを存分に感じることができます。

豊かな味の体験

「コハク玉ねぎの欧風ビーフカレー」は、香り高いスパイスと柔らかく煮込まれた牛バラ肉が絶妙に組み合わさった贅沢な一皿です。素材の持ち味を活かしたこのカレーを楽しめる企画は、この時期だけの特別な味覚です。

地域の振興と未来への展望

さらに2024年9月には、津奈木町と商工会とともに「株式会社つなぎつくる」という地域商社が設立される予定です。これにより、地域資源のブランド化を進め、地場産業の振興を目指す取り組みが進行中です。持続可能な地域経済の創出に向けたこのようなプロジェクトは、地域の未来を照らす希望の光となるでしょう。

今後も、津奈木町の特産品を活かした、新たな美味しさを求めた取り組みが期待されます。有名な銀座で、熊本の恵みを味わうこの絶好の機会をお見逃しなく！