東京メトロが「DEALWATCH AWARDS 2024」で最優秀賞を受賞
東京メトロ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義)が、ロンドン証券取引所グループが発表する金融情報サービス「DealWatch」による「DEALWATCH AWARDS 2024」において、総合部門の最優秀賞「Issuer of the Year」を受賞しました。この受賞は、2025年5月20日に行われる授賞式で正式に発表される予定です。
DEALWATCH AWARDSの意義
「DEALWATCH AWARDS」は、1995年に成立し、日本の資本市場をさらに発展させることを目的としています。このアワードは、発行市場における適切なプライシングや流通市場の価格形成、資本市場の進展への寄与などを考慮して受賞者を選定しています。2024年度の賞は、総合、社債、地方債、クロスボーダー債、サステナブル・ファイナンス、株式という6つの部門から構成されています。
株式上場の成功が評価された背景
東京メトロは昨年10月23日、東京証券取引所プライム市場に上場し、これが受賞の大きな要因となりました。この株式上場は、東京メトロが完全民営化の方針を示して以来、多くの関係者の思惑を取りまとめるために22年もの時間を要したもので、入念な対話を通じて高水準の配当利回りを訴求し、株式上場が「貯蓄から投資へ」の流れを加速させたと評価されています。
企業としての今後の取り組み
今後も東京メトロは、お客様の安全を最優先に考え、鉄道の安全性やサービス向上に努めることを強調しています。また、株式上場を契機に企業の成長と変革を推進し、「資本コストや株価を意識した経営」を着実に実行する計画です。企業の理念「東京を走らせる力」を実現し、すべてのステークホルダーから信頼され、選ばれる企業グループを目指しています。
まとめ
東京メトロの「DEALWATCH AWARDS 2024」における受賞は、同社が資本市場においていかに優れた貢献を果たしてきたかの証左であり、今後のさらなる発展に向けた重圧と期待を背負うことになります。今後の取り組みと進化に、私たちも注目していきたいと思います。