埼玉県小川町が「SDGsまち×ひとプロジェクト」を始動
埼玉県小川町では、サスティナブルなまちづくりを市民参加型で推進する「SDGsまち×ひとプロジェクト」が始まりました。このプロジェクトは、国の地方創生推進交付金を活用し、国際社会が直面している環境、経済、社会の問題を解決することを目的としています。
6つの基本理念「6S COMMITMENT」
プロジェクトの核となるのが「6S COMMITMENT」です。この取り組みは、オガワらしい持続可能な地域社会の実現を目指して、以下の6つのテーマを掲げています。
- - Slowを極める: 自然豊かな環境で、ゆっくりとした時間を楽しむことを大切にします。
- - Storyを極める: 小川町が持つ歴史や文化を大事にし、それぞれの個々の物語を育てます。
- - Socialを極める: 多様な人々が共に支え合う、地域に根ざしたまちづくりを志向します。
- - Sustainableを極める: 環境に寄り添った暮らしを通じて自立した共生型社会を目指します。
- - Safetyを極める: さまざまな困難に立ち向かう地域を作り上げていきます。
- - Smallを極める: 量よりも質を重視し、共創を通じた地方創生を進めます。
キックオフイベントの開催
プロジェクトの第一弾として、オンラインフォーラム「OGAWA 6S COMMITMENT フォーラム」が開催されます。日程は2020年6月28日、14:00から16:00まで。特別な講師陣を招き、基調講演やパネルトークが行われます。参加者は地域の問題解決に向けた智慧を得るチャンスとなるでしょう。
ゲスト講師の紹介
フォーラムには、さまざまな分野からトップレベルの講師が登壇します。例として、スノーピークの後藤健市や、クリエイティブディレクターの小橋賢児などが名を連ねています。各講師の知見を通じて、小川町のまちづくりがどのように進むのか、参加者にインスピレーションを提供すること間違いありません。
小川町の魅力
小川町は、「武蔵の小京都」と称される美しい町並みが魅力です。歴史的建物や、ユネスコ無形文化遺産に登録された細川紙の伝統的な技術を受け継ぎ、現在も有機農業が盛んに行われています。また、食やエネルギーの自給モデルを実現し、地域に根ざしたSDGsを推進する自治体としても注目されています。
このように、小川町は地域資源を活用したサステナブルなまちづくりに取り組み、未来の地域の在り方を模索しています。市民が主役となるこのプロジェクトがどのように展開されていくのか、今後の動きに注目です。
さらなる情報
小川町SDGsまち×ひとプロジェクト事務局への問い合わせは、一般社団法人the Organicに連絡をしてください。担当者は三玉さんで、電話やメールでの問い合わせが可能です。
この取り組みを通じて、地域住民だけでなく、訪れる人々も一緒に夢を描きながら、小川町の持続可能な未来を育んでいくことを願います。