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琵琶湖博物館では、2025年1月4日から2月2日まで「世界湖沼の日」制定を記念した特別展示『琵琶湖博物館と海外とのつながり』を開催します。この展示は、世界湖沼の日である8月27日に因んだもので、これは滋賀県において行われた第1回世界湖沼会議に由来する重要な日です。

展示では、琵琶湖博物館がこれまでに行ってきた国際的な湖沼に関する事業をパネルや資料を通じて紹介します。具体的には、琵琶湖博物館が協力してきた海外の博物館や研究機関との協力協定の締結書、さらには世界古代湖会議出席者による報告書などが展示されます。

この特別展は、琵琶湖博物館が開館して以来、国際的な取り組みの一環として整えられたものです。特に、1997年に開催された「世界古代湖会議」は、この博物館の国際的活動の象徴ともいえるイベントであり、約300名が参加しました。この会議で得られた成果は、国际的な出版物や報告書として発表されました。

また、琵琶湖博物館はフランス国立自然史博物館、中国河南省博物館、ロシア科学アカデミーシベリア支部バイカル博物館、韓国国立洛東江生物資源館などとの協力協定を締結し、湖沼環境に関する研究や保全活動を行っています。今回の展示では、特にこの4つの機関との締結書や、それに関連する出版物8点が披露されます。

国際的な連携は、地球環境においても非常に重要です。琵琶湖博物館は、単に地域に根ざした文化財を紹介するだけでなく、国際的な視野での研究や活動も行い、地域の人々のみならず、世界中の人々とつながりながらその重要性を広めていくことに努めています。

この特別展示は、休館日を除き毎日開催されますので、ぜひ訪れて、琵琶湖とその保存のための国際的な取り組みを学んでみてください。湖沼の環境が我々の未来に与える影響について考える貴重な機会となることでしょう。

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