インターナショナルスクール退学後の進路選択調査
大阪市北区に本拠を置くインターナショナルスクールJOI(じゅけラボOnlineインターナショナルスクール)が、インターナショナルスクールを途中退学した子どもの保護者に対して進路選択についての調査を実施しました。この調査では、退学後の通学先として最も多く選ばれたのが日本の公立学校でした。その割合は37%を超えており、多くの保護者が安定した教育環境を求めていることが伺えます。
調査概要
今回の調査は2024年6月10日から12日の期間に、インターネットを通じて実施されました。対象は200人の保護者で、全員がインターナショナルスクールを辞めた経験を持っています。
インターナショナルスクール退学後の選択肢
- - 日本の公立学校: 36.5%
- - 私立学校: 28.0%
- - オルタナティブスクール: 22.5%
- - 通信制学校: 8.5%
- - ホームスクーリング: 3.0%
- - その他: 1.5%
公立学校が最も選ばれた理由には、彼らが求める安定性と教育コストの面でのメリットが大きいです。国が定めたカリキュラムに基づき、地域社会との結びつきも強い公立学校は、多くの家庭にとって安心できる選択肢と言えます。
私立学校の魅力
私立学校は28%の支持を受けており、その理由としては質の高い教育が挙げられます。特に、学習内容の柔軟性や、一人一人に合わせたサポートが充実しているため、個々の特性を伸ばす教育方針が支持されています。
オルタナティブスクールの人気
オルタナティブスクールを選ぶ保護者は22.5%に達しました。この選択肢の支持理由は、柔軟な学びのスタイルを求める声が多いことが示されています。プロジェクトベースの学習やクリエイティブなカリキュラムは、従来の教育方法に縛られない自由な発想を育む場として注目されています。
その他の選択肢
通信制学校を選択した保護者は8.5%、ホームスクーリングは3.0%と、特定のニーズに応じた選択も目立ちました。これらの選択肢は、特に特別な学習ニーズを持つ子どもたちや、地理的な制約がある家庭からの支持を集めています。さらに、ホームスクーリングの魅力は、親が直接教育に関与できることにあり、個別指導や特定の教育理念に基づいた学びを提供できる点です。
再入学への検討
調査の結果、インターナショナルスクール退学後の再入学については、46%の保護者が再びインターナショナルスクールを検討していることが明らかになりました。一方で、36%が再入学の意志がないと答えています。
再入学を考えている理由としては、「国際的な環境で教育を受けさせたい」(68.5%)や「英語力向上のため」(31.5%)が多く挙げられており、これらは保護者が子どもの将来を見据えた重要な価値観を持っていることを示しています。
まとめ
本調査から、インターナショナルスクールを退学した子どもたちが選ぶ多様な進路が明らかになりました。公立学校への通学が最も多く選ばれる一方で、私立やオルタナティブスクールの需要も高まっており、それぞれの教育機関が持つ特色が保護者の選択に影響を与えています。また、多くの家庭が再入学を検討していることから、インターナショナルスクールの特性に引かれる保護者の思いが強いことが伺えます。
JOIについて
JOIは、オンラインでの英語教育や受験対策を行う機関で、様々なニーズに応じたプログラムを提供しています。国際的な環境での学びを通じて、次世代のリーダーを育てることに注力しています。
運営会社情報
- - 運営会社: 株式会社エンライク(じゅけラボ予備校)
- - 所在地: 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500 大阪駅前第3ビル5階10号
- - 代表者: 後藤智則
- - 電話番号: 0120-615-597
- - URL: https://joi-school.jp/