MTXスポーツ・関節クリニックが目指す新しい関節治療の形とは

MTXスポーツ・関節クリニックが開業

東京都千代田区に、新たに開設された『MTXスポーツ・関節クリニック』が注目を集めています。院長の富岡義仁氏のもと、革新的な治療法が提供されるこのクリニックの目的は、「寝たきりゼロ社会の実現」です。再生医療と運動療法を組み合わせ、治療だけでなく、関節疾患の予防に向けたプログラムも取り入れた新たなアプローチが求められています。

再生医療と運動療法の融合

MTXスポーツ・関節クリニックでは、再生医療として脂肪幹細胞移植やPRP（多血小板血漿）治療を導入しています。これに加え、運動療法ではフィジカルトレーナーと医師が連携し、最適な治療を提供します。このアプローチは、単なる症状の改善だけでなく、再発予防にも大きく寄与します。

特に高齢者においては、変形性膝関節症を抱える人数が約3000万人とされており、関節疾患の予防は喫緊の課題となっています。治療法の多くは対処療法ですが、MTXクリニックでは根本的治療が可能な自由診療を展開し、患者一人一人の症状に応じた治療を行っています。

数値化に基づく治療計画

クリニックの最大の特徴は、疾患の状態を数値化することです。これにより、医師とトレーナーが患者と共に具体的な治療計画を立て、治療経過を確認しながら進めていきます。治療内容は次の3つのレベルに分かれています。

1. 再生医療（関節注射）
痛みのある関節に対する注射療法で、組織の再生を促すことで症状の改善を図ります。
- 脂肪幹細胞移植治療：1関節あたり1,100,000円
- PRP治療：1関節あたり165,000円

2. 運動療法
最新機器を使ったトレーニングプログラムは、専門のトレーナーによって指導されます。
具体的には、AI搭載型のレッグプレスマシンや3Dカメラとフォースプレートを活用したトレーニングが実施されます。

3. 物理療法
柔道整復師や鍼灸師による回復治療で、体外衝撃波や超音波治療を行い、痛みを軽減します。

院長の想い

院長富岡氏は、若い頃にアメリカンフットボールで膝の怪我を負った経験から、痛みや不安を抱えるアスリートを支援し続けることを決意しました。彼はアメリカのスポーツ医療の本場で学び、アスレティックトレーナーとしての資格を取得した後、これまで多くの患者の症状改善に努めてきました。

MTXクリニックでは、開業理念に沿い、最新の医療技術を駆使して、“治る”医療を目指します。患者様との信頼関係を築きながら、治療の質を高め、健康寿命の延伸に貢献していく所存です。