共同開発された新しいジェラートの世界
ANAクラウンプラザホテル札幌(札幌市中央区)と、札幌の人気ジェラート専門店「Gelateria uni(ジェラテリア ウーニ)」が手を組み、ひと味違ったデザート体験「ガストロノミージェラート」を誕生させました。これまでのジェラートの概念を覆す、料理として楽しめる新しいフレーバーが加わることで、食を愛する札幌の人々を魅了します。
新たに生まれた「ガストロノミージェラート」は、バルサミコ酢、スウィートチリソース、ブラックオリーブ&タイム&アップルビネガーの3種類。それぞれの特徴が活かされ、料理との相性を考えたこのジェラートは、まさに新感覚の食体験です。
コラボレーションの背景
ANAクラウンプラザホテル札幌の洋食シェフである李澤氏は、食材の持つ魅力を最大限に引き出すことを目指しています。彼は、ジェラートを手掛けるGelateria uniの濵屋氏に相談し、双方のクリエイティブな視点が一つになり、このコラボレーションが実現しました。
高い技術と独自の視点を持つシェフ同士の出会いが、新しい食のスタイルを生み出したのです。濵屋氏は、「どんな食材でもジェラートにできる」というコンセプトのもと、新しいフレーバー開発に挑戦しています。
料理専用フレーバーの魅力
1.
バルサミコ酢
バルサミコ酢の特性を活かしたこのフレーバーは、口に運ぶと感じる鋭い酸味が際立ち、食材の旨みを引き立てます。これは野菜料理や肉料理とも好相性です。
2.
スウィートチリソース
甘味、酸味、そして辛味が絶妙に絡み合い、特徴的な一品。様々な料理と組み合わせることができ、溶かしながら楽しむことも可能です。
3.
ブラックオリーブ&タイム&アップルビネガー
このフレーバーは、初めはオリーブの香りを感じさせ、後にタイムの爽やかな香りが広がります。シンプルな料理と一緒に楽しむことで、より豊かな味わいが楽しめます。
様々なシーンで楽しむガストロノミージェラート
このガストロノミージェラートは、ホテル内の「オールデイダイニング メム」で提供。7月と8月には、それぞれスウィートチリソースとブラックオリーブのフレーバーを使ったメニューでランチブッフェに登場します。また、2025年からはビアテラスでの特別メニューとして、uniの「ストロングカカオ」ジェラートと一緒に楽しむことも可能です。
ジェラートの新たな楽しみ方
李澤氏は、「ジェラートは”和える”という新しい創造を可能にするものです」と語り、ガストロノミージェラートの新たな可能性を示唆しています。濵屋氏も、新たな食の楽しみ方を次々と展開する意欲を見せており、今後の進展に期待が高まります。
まとめ
ANAクラウンプラザホテル札幌とGelateria uniのコラボレーションによって生まれたガストロノミージェラートは、従来のデザートの枠に留まらず、料理として新たな食体験を提供しています。この新しい試みは、食文化の可能性を広げ、札幌のグルメシーンに新風を吹き込むことでしょう。ぜひ、ご自身の舌でこの革新的なデザートを体験してみてはいかがでしょうか。