OKIが肥後銀行に省スペース型ATM「CP-60」を納入
沖電気工業株式会社(OKI)は、熊本県にある株式会社肥後銀行に対して、省スペース設計のATM「CP-60」を地域金融機関として初めて納入することを発表しました。この新型ATMは2026年6月頃から、肥後銀行での利用が開始される予定です。
「CP-60」は、そのスリムなデザインと省スペース設計が大きな特徴です。現在、地域金融機関では店舗運営コストの削減や顧客の多様化するニーズ応える必要が高まっていますが、従来のフル機能ATMは設置スペースが限られ、コストも高いため、サービスの展開には課題が伴います。しかし、「CP-60」はそのコンパクトな設計により、自動機能をフルに活用できるだけでなく、設置場所に柔軟に対応することが可能です。
具体的には、「CP-60」はフル機能ATMと比較して、設置スペースと消費電力をそれぞれ約30%削減することができます。これにより、駅や小売店舗などの限られたスペースにも適応可能で、運用コストの低減にも寄与します。また、LEDディスプレイやタッチパネルにより、ユーザーの利便性も考慮されています。
さらにこのATMは、ICカードやNFC機能、各種QRコード決済、スマートフォン連携、電子マネーなど、多様な決済手段に対応しており、利用者の利便性向上にも貢献します。今後は、顔認証などの生体認証によるセキュリティの強化や、地域通貨に対応する機能追加も期待されており、地域独自のサービスにも応えられる形となっています。
OKIは今後も、肥後銀行を含む金融機関に対して、業務の効率化やサービスの拡充、そして顧客の利便性向上を実現するためのさまざまなソリューションを提供することで、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。
いかにして地域金融機関が顧客ニーズに柔軟に応えていくのか、今後の展開が大変に楽しみです。
用語解説
- - NFC(Near Field Communication): ISO(国際標準化機構)で規定された近接型無線通信方式。