鋼橋CIMシステム「CIM-GIRDER」がNETIS推奨技術に選定
オフィスケイワン株式会社(以下、「当社」といいます。)が提供する鋼橋CIMシステム「CIM-GIRDER」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)において令和8年度の推奨技術に選ばれたことをお知らせします。この技術は鋼橋の詳細設計における3次元モデルの活用を通じて、設計の精度向上や関係者間の合意形成をスムーズに実現することを目的としています。
1. 推奨技術選定の背景
近年、鋼橋の設計にBIM/CIMを活用する企業が増加しているものの、設計図面間の不整合や施工段階での手戻り、さらには関係者間の認識の齟齬といった課題が依然として存在しています。また、i-Construction2.0の推進に伴い、設計段階からの3次元データ活用が求められるようになっています。
2. CIM-GIRDERの技術概要
「CIM-GIRDER」は、鋼橋専用の3次元モデルベースの設計支援システムです。以下の特長を持っています。
- - シンプルな操作性:数値入力によって簡単に操作でき、初めて鋼橋BIM/CIMに挑戦する方にも最適。
- - 自動モデリング機能:付属物の自動モデリングが可能で、図面間の不整合を減少させ、設計照査の精度を向上。
- - 3次元モデルによる可視化:構造理解を容易にし、関係者間の合意形成を迅速化。
この機能により、従来の2次元図面では実現できなかった課題解決を、設計段階で可能にします。
3. 推奨技術の意義
NETISにて推奨技術に選定されることは「公共工事等に関する技術の水準を高める新技術」の象徴であり、技術提案における重要な要素です。最近では契約後にも推奨技術を活用する提案が可能となり、技術提案の差別化要素としてますます重要性が高まっています。
4. 導入のメリット
本システムは設計や施工のプロセスを跨ぎ、以下のような利点があります。
設計者(建設コンサルタント)にとっての利点
- - 技術提案の説得力向上:NETIS推奨技術としての裏付けが存在。
- - 業務効率化:設計照査業務の効率化や、手戻りの削減による生産性向上。
- - 迅速な合意形成:発注者との合意を速やかに実現。
- - 新規作成可能な設計情報属性ファイル:鈑桁のデータも活用可能。
施工者(橋梁メーカー)にとっての利点
- - 干渉チェックによる不具合リスクの削減:付属物を含む3次元的な検証が可能。
- - 後工程の計画業務高度化:塗分け図や架設などの後工事においても計画の洗練。
- - 製作工程生産性の向上:設計情報属性ファイルを使用した原寸作業が効率的に行えます。
- - 施工性確認を迅速に:3次元モデルを用いて施工検討を進めることで手戻りリスクを低減可能。
5. 今後の展開
当社はCIM-GIRDERの普及を進めるため、建設コンサルタントや橋梁メーカー向けに導入支援や操作トレーニングを実施します。実案件への導入を見越した個別提案や検証支援も行い、橋梁設計分野におけるBIM/CIM活用の一層の○ゝかを目指します。
6. 会社概要
「橋をつくる人」を「デジタル技術」で支える当社は、2014年に設立以来、高度なデジタル技術を活用した情報サービスを提供しています。相互連携可能な橋梁BIM/CIMシステムの販売や新たな課題解決を図るPoC開発に力を入れています。これまでにも施工現場の生産性向上に関するプロジェクトが評価され、業界内での信頼を得ています。これからも生産性向上に寄与するシステム開発を通じて、社会インフラ事業に貢献し続けます。
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